通信制高校やめとけと検索すると、メリットとデメリット、進学率と就職率、中退率、口コミ、学費、定時制高校との違いなど、気になる言葉がたくさん並びますよね。ここ、かなり不安になるところだと思います。
ただ、私はこのテーマを考えるときに、ネット上の強い言葉だけで判断しないことが大事だと思っています。通信制高校には合う人もいれば、合わない人もいますし、学校の選び方しだいで満足度はかなり変わります。
実際、通信制課程を選ぶ生徒は年々めずらしい存在ではなくなっていて、すでに現実的な進路のひとつです。参考として、在籍状況や進路の全体像は(出典:文部科学省「学校基本調査」)でも確認できます。
この記事では、通信制高校は本当にやめとけなのかを、進学や就職の実態、後悔しやすいポイント、学校選びのコツまで含めて整理します。
そのうえで、通信制高校に通うなら、不登校専門の個別指導塾もセットで活用し、学習の遅れを埋めながら進路準備を進めるという現実的な進め方もお伝えします。
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関連記事:ティントルの講師は合う?口コミ傾向と無料体験のチェックポイント
- 通信制高校はやめとけと言われる理由の中身
- 進学率・就職率・中退率から見る現実
- 後悔しにくい学校の選び方と比較ポイント
- 個別指導塾を併用するメリットと活用法
通信制高校はやめとけと言われる理由

ここでは、通信制高校が否定的に見られやすい背景を整理します。ネットの口コミだけを鵜呑みにするのではなく、メリットとデメリット、進学や就職の数字、学校ごとの差を分けて見ることが大切です。
通信制高校は、合う人にはかなり心強い選択肢ですが、合わない選び方をすると苦しくなりやすい面もあります。だからこそ、表面的な評判ではなく、どこが評価され、どこがつまずきやすいのかを分解して考える必要があります。
メリットとデメリット
通信制高校のいちばん大きな特徴は、自分のペースで学びやすいことです。毎日登校が前提ではない学校も多いため、以下のような子にとっては、大きな助けになるでしょう。
- 朝が苦手な子
- 体調や気分の波がある子
- 対人関係で強いストレスを感じやすい子
全日制のように「同じ時間に同じ場所で同じ授業を受け続ける」ことがしんどかった子ほど、通信制の自由さに救われることがあるんですよ。ここ、すごく大事です。
また、通信制高校は、勉強以外の活動と両立しやすいのも強みです。
アルバイト、スポーツ、芸能活動、クリエイティブな制作活動、資格勉強、通院や療養など、生活の中で優先したいものがある子にとって、学習時間を調整しやすいのはかなり魅力
自分に必要な休息を確保しながら高校卒業を目指せるのは、全日制にはない良さかなと思います。一方で、その自由さはそのまま自己管理の難しさにもつながります。
レポート提出、スクーリング参加、単位認定の条件確認、テスト対策を自分で把握して動かなければいけないため、誰かが毎日細かく声かけをしてくれる環境を想定していると、入学後にギャップを感じやすいです。
通信制高校は自由だから楽、ではなく、自由だからこそ放置すると遅れやすいというのが現実です。
さらに、学校ごとの差もかなり大きいです。先生の関わり方が手厚い学校もあれば、必要最低限の対応が中心の学校もあります。
進路指導がしっかりしている学校もあれば、卒業要件の案内が中心で、受験対策や就職支援は外部頼みになりやすい学校もあります。そのため、通信制高校をひとくくりにして「良い」「悪い」と言うのは、正直かなり乱暴です。
| 名称 | 詳細 |
|---|---|
| メリット | ・通学負担を減らしやすいこと ・自分の状態に合わせて学びやすいこと ・専門活動や治療・支援と両立しやすいこと |
| デメリット | ・自己管理が必要なこと ・友人関係が自然には広がりにくいこと ・学校ごとの支援体制に差があること |
私は、通信制高校そのものが悪いというより、通信制高校だけに全部を任せようとすると不安定になりやすいと考えています。
卒業のための仕組みとして通信制高校を使い、勉強の遅れや進路準備は不登校専門の個別指導塾で補う。このように役割を分けると、かなり現実的ですし、保護者も本人も見通しを持ちやすくなります。
つまり、メリットとデメリットは表裏一体です。自由があるから続けやすい人もいれば、自由があるから止まりやすい人もいます。
だから大切なのは、通信制高校が良いか悪いかではなく、あなたの今の状態に合うかどうかを基準に考えることです。ここを見誤らなければ、通信制高校は十分に前向きな選択肢になりますよ。
進学率と就職率の実態

通信制高校は将来に不利というイメージを持たれがちですが、実際はもっと冷静に見たほうがいいです。たしかに、全日制高校と比べると大学進学率は低めに見えることがあります。
ただ、それだけで「通信制は終わり」「進路がなくなる」と判断するのは早いです。ここ、数字の見方がすごく大事なんですよ。
通信制高校を選ぶ生徒の中には、そもそも大学進学だけを最優先にしていない人もいます。
専門学校に進みたい、就職して早く自立したい、活動と両立したい、まずは高校卒業資格を取りたいという目的の人も多い
一般的に整理される数字では、通信制高校卒業生のうち大学進学は26.5%、専門学校進学は22.3%、就職は14.6%という目安が知られています。
大学進学率は全日制より低めでも、専門学校進学率や就職率は十分に現実的な数字です。つまり、通信制高校でも卒業後の進路を作っている人はしっかりいるということです。
| 項目 | 全日制・定時制の目安 | 通信制の目安 |
|---|---|---|
| 大学進学率 | 約60.8% | 約26.5% |
| 専門学校進学率 | 約16.2% | 約22.3% |
| 就職率 | 約14.2% | 約14.6% |
| その他 | 約8.8% | 約36.6% |
ただし、このような数値はあくまで一般的な目安です。進学先の難易度、就職先の業種、進路未定者の背景などまでは、この数字だけでは読み切れません。
だからこそ、数字は大まかな傾向をつかむ材料として使い、個別の学校選びでは進学実績の中身や支援体制を確認するのが大切です。
大学進学を目指すなら「卒業」と「受験対策」を分けて考える
大学進学を本気で目指す場合は、通信制高校のカリキュラムだけで十分かどうかを必ず確認してください。
単位取得のための学習と、一般入試や総合型選抜、学校推薦型選抜に向けた受験対策は、必要な準備がかなり違います。特に英語・数学・国語は、学年相当の内容だけでなく、前の学年に戻って復習が必要なことも珍しくありません。
そのため、通信制高校に通いながら、不登校専門の個別指導塾で基礎の穴を埋める進め方が現実的だと思っています。
学校で卒業要件を着実に満たし、塾で受験科目の基礎固めや学習計画の管理をする。この分担ができると、進学率の数字に振り回されず、自分の進路を作りやすくなります。
就職についても同じです。通信制高校だから不利と決めつけるのではなく、面接で何を話せるか、どんな経験を積んだか、どんな生活を立て直してきたかのほうが大事な場面は多いです。
進学率や就職率は大切ですが、最終的にはあなた自身の準備が進路を左右する部分もかなり大きいですよ。
中退率が高いと言われる理由
通信制高校がやめとけと言われやすい一番の理由は、やはり中退や継続の難しさです。一般に知られている数字では、年度間退学率は全日制より通信制のほうが高い傾向があります。この事実だけを見ると、不安になりますよね。
ただ、私はここで「なぜそうなりやすいのか」を一緒に見ないと、本当の意味では理解できないと思っています。
通信制高校には、もともと学校生活に困難を抱えてきた子が多く集まりやすいです。不登校経験がある、朝起きるのが極端につらい、体調不安がある、家庭の事情で生活が不安定、働きながら通っているなどの子どもが少なくありません。
つまり、通信制高校の継続の難しさは、学校制度そのものだけではなく、入学する生徒側の事情の重さとも深く関係しています。
また、通信制高校は「行かなければその場で先生に注意される」環境ではないことが多いです。全日制なら毎日の出席が生活のリズムを作りますが、通信制ではそのリズムを自分で作る必要があります。
これができるととても快適なのですが、できないと、レポートの提出期限が過ぎ、スクーリングの参加機会を逃し、気づいたら取り返しづらくなっていることがあります。
中退につながりやすい典型パターンとして多いのは、入学前の見学が浅い、学校の仕組みを理解しないまま入る、レポートの管理役がいない、生活リズムが不安定、進路の目標が曖昧、相談先がない、のような状態です。
中退しやすいのは「学力不足」より「継続の仕組み不足」
ここで誤解されやすいのですが、通信制高校でつまずく理由は、単純に頭の良し悪しではないことが多いです。むしろ大きいのは、継続するための仕組みが整っていないことです。
毎週の提出物を一緒に確認する人がいない、学習計画を立てても実行のサポートがない、気持ちが落ちたときに相談できる大人がいない、という状況の場合
逆に言えば、ここが整えばかなり変わります。提出物の締切を見える化する、毎週の予定を一緒に組む、登校日やスクーリング前に声をかける、できたことを確認して自己肯定感を落としすぎない。
この積み重ねだけでも、継続率は大きく変わるんですよ。
私は、不登校専門の個別指導塾を併用する価値はここにもあると思っています。塾は勉強を教えるだけでなく、学習のペースメーカーになりやすいからです。
通信制高校だけだと自由すぎて止まってしまう子でも、外部に定期的な接点があることで、生活や学習を立て直しやすくなります。
つまり、中退率が高いと言われる背景には、通信制高校そのものの弱点だけでなく、支援が必要な子が多く集まる構造もあるわけです。
だから大切なのは、中退率の数字を見て怖がることではなく、どうすれば続けやすい環境を作れるかを先回りして考えることです。ここを押さえておけば、通信制高校は十分に選択肢になります。
口コミや評判の傾向

通信制高校の口コミは、かなり振れ幅があります。ここ、検索してみるとすぐ感じると思います。ある人は「人生が楽になった」と言い、別の人は「入らなければよかった」と言います。
同じ通信制高校という言葉でも、経験している内容が全然違うんですよ。だから、口コミを見るときは、良いか悪いかの二択で読むのではなく、どんな人が、どんな条件で、どう感じたのかまで見ないと判断を誤りやすいです。
- 友達ができにくい
- 授業が簡単すぎる
- 思ったよりサポートが少ない
- 進路指導が物足りない
- 学費が高く感じる
特に「説明会では手厚そうに見えたのに、入ってみたら自主性前提だった」という声は珍しくありません。これは、通信制高校の仕組みを十分に理解しないまま、イメージ先行で入学したときに起こりやすいズレです。
- 自分のペースで学べる
- 毎日登校しなくていいから心が軽い
- 先生が優しかった
- 全日制よりも精神的な負担が少なかった
- 自分の興味のあることに時間を使えた
不登校経験がある子や集団生活に疲れていた子にとっては、「やっと続けられる学校に出会えた」という感覚になることもあるようです。
口コミは参考になりますが、ネット上では強い不満や強い満足の声が目立ちやすいです。つまり、極端な感想が上位に出やすい傾向があります。読むときは、その人の状況や学校のタイプを分けて考えるのがコツです。
口コミを見るときのチェックポイント
私が大事だと思うのは、口コミを読むときに次のような視点を持つことです。こうした前提が違うと、同じ学校でも評価が大きく変わります。
- その学校は通学型なのか、オンライン中心なのか
- 大学進学コースなのか、卒業重視のコースなのか
- サポート校や提携塾を併用していたのか
- 本人は不登校経験があったのか
また、口コミは「感想」であって「事実のすべて」ではありません。
たとえば、友達ができなかったという口コミがあっても、その学校が必ず孤独というわけではありませんし、サポートが薄かったという口コミがあっても、その人自身が相談を避けていた可能性もあります。
もちろん不満の声を無視していいわけではないですが、口コミだけで結論を出すのは危険です。
最終的には、説明会、個別相談、資料請求、体験授業、通学キャンパスの雰囲気、先生の話し方、レポートのサンプル、スクーリングの頻度、進学実績の内訳などを自分で確かめることが大切です。
口コミは入口として使い、判断は実際の確認で行う。この順番を守るだけで、学校選びの精度はかなり上がります。
私は、通信制高校の評判をひとことでまとめるなら、人によるし、学校によるだと思っています。ありきたりに見えるかもしれませんが、これが本質です。
だからこそ、あなたに合う条件を先に整理してから口コミを見ると、必要な情報だけを拾いやすくなりますよ。
学費と就学支援制度
学費も、通信制高校やめとけと言われる理由のひとつです。特に私立通信制高校は、授業料だけを見て判断すると、入学後に「思ったより高い」と感じることがあります。
というのも、実際には授業料のほかに、施設費、教材費、システム利用料、スクーリング関連費、コース費用、サポート費用などが加わるケースがあるからです。ここ、かなり見落としやすいです。
また、通信制高校を選ぶ家庭では、学校にかかるお金だけでなく、外部の学習支援費も同時に考える必要が出てくることがあります。
不登校専門の個別指導塾、カウンセリング、通学サポート、交通費、通信環境の整備、ノートPCやタブレットの準備など
こうした費用は学校案内の「学費一覧」だけでは見えにくいので、総額で考える視点が欠かせません。一方で、公的な就学支援制度があるため、通信制課程でも一定の負担軽減は期待できるかもしれません。
ただし、制度の対象や金額、適用条件は年度、世帯収入、学校種別によって変わることがあるため、ここは必ず学校の案内と公式情報で確認してください。
制度があるから安心と雑に考えるのではなく、あなたの家庭では実際にどのくらい負担が残るのかを細かく見ることが大切です。
学費を確認するときに見るべき項目は、以下の通りです。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 授業料 | 単位数で増減するか、年間固定か |
| 教材費 | 毎年必要か、一括か |
| スクーリング費 | 交通費や宿泊費が別途かかるか |
| コース費 | 進学・専門コースで追加料金があるか |
| 外部支援費 | 塾・相談支援・機材費を含めるか |
安さだけで選ぶと失敗しやすい理由
私は、学費を抑えること自体はとても大切だと思っています。ただ、それだけを最優先にしすぎると、結果的に遠回りになることがあります。
学費は安くても、「質問しづらい」「提出管理の支援が薄い」「進路相談がほとんどない」という学校だと、本人が途中で失速するリスクが上がり、転校や追加支援が必要になって結局コストも時間も余計にかかる場合がある
逆に、少し費用がかかっても、本人に合ったペースで続けやすく、進路相談が丁寧で、外部支援とも相性が良いなら、そのほうが結果的に安定しやすいです。
特に不登校経験がある場合、単純な学費の比較だけではなく、「続けやすさ」「立て直しやすさ」「将来につなげやすさ」を一緒に見てください。
通信制高校の学費は、安いか高いかだけで見るより、何にお金がかかり、その費用でどんな支援が受けられるのかまで見ることが大切です。ここを丁寧に確認できれば、「思ったよりお金がかかった」という後悔はかなり減らせますよ。
通信制高校はやめとけを回避する方法

ここからは、否定的な評判をそのまま受け取るのではなく、実際に後悔を減らすための具体策を整理します。通信制高校で失敗しやすいのは、制度そのものが悪いからではなく、自分に合わない選び方や準備不足が重なるときです。
逆に言えば、学校選びと学習サポートの設計をきちんとすれば、通信制高校はかなり現実的で前向きな選択肢になります。ここから先は、実際にどう考えれば失敗しにくいかを一つずつ見ていきます。
学校の選び方と比較ポイント
通信制高校選びでまず見るべきなのは、学校名の知名度ではなく、あなたに必要な支援が用意されているかです。ここ、つい見落としがちなんですが、有名だから安心というわけではありません。
通信制高校は同じ名前でもキャンパスごとに雰囲気が違うこともありますし、コースによってサポートの密度が変わることもあります。
だからこそ、「どの学校か」だけでなく「どの通い方か」「どの支援を受けるか」までセットで見る必要があります。
特に不登校経験がある場合は、毎日通える前提で選ばないことが大切です。最初から理想を高く置きすぎると、通えなかったときに自己否定が強くなりやすいんですよ。
まずは週1回、月に数回、オンライン中心など、今の状態で続けやすい設計を選ぶほうが、結果的に卒業まで安定しやすいことが多いです。
比較するときに必ず見たいポイント
私が比較で外せないと思うのは、以下の7つです。
- 通学頻度
- スクーリング日程
- レポート量
- 先生との連絡の取りやすさ
- 進路支援の具体性
- 保護者への共有体制
- 総額費用
とくに「進路支援あり」と書かれていても、その中身が大学受験レベルなのか、進路相談だけなのかで大きく違います。言葉だけで安心せず、どこまでしてくれるのかを質問してください。
- レポート提出が遅れたとき、どんなフォローがありますか
- スクーリングに行けなかった場合の対応はありますか
- 不登校経験のある生徒はどのくらい在籍していますか
- 大学進学希望者にはどのような支援がありますか
- 保護者との連携はどの程度ありますか
また、「本人が見学を嫌がるから保護者だけで決める」というケースもありますが、できれば本人が少しでも学校の雰囲気を感じられる機会を作ったほうがいいです。
建物の空気感、先生の話し方、在校生の様子、教室の静けさやにぎやかさは、パンフレットでは分かりません。ここが合うかどうかは、継続にかなり影響します。
もし本人の体調や不安が強く、いきなり大きな見学会が難しいなら、個別相談、短時間訪問、オンライン相談などから始めるのもありです。
大切なのは、理想の学校を探すことより、今の本人が無理なく続けられる学校を探すことです。
そして、学校選びの段階で「勉強の遅れをどう埋めるか」も同時に考えておくことを強くおすすめします。学校の支援だけで十分か、外部の個別指導塾が必要か、この見立てを先にしておくと、入学後のバタつきがかなり減ります。
通信制高校選びは、学校単体で考えるより、生活支援・学習支援・進路支援をまとめて設計するほうがうまくいきやすいですよ。
大学進学を目指す対策

通信制高校から大学進学を目指すこと自体は十分可能です。実際に、通信制高校から四年制大学や短大、専門学校へ進む生徒はいます。
ただし、全日制のように毎日授業を受ける環境ではないぶん、卒業のための学習と受験のための学習を分けて考える必要があるんです。ここ、かなり大事ですよ。
通信制高校では、単位取得を最優先にカリキュラムが組まれていることが多く、学校の授業だけで一般入試に必要な学力を十分に伸ばせるとは限りません。
もちろん学校によって差はありますが、受験勉強まで全面的にカバーしてくれると思い込むと、あとで苦しくなりやすいです。
特に、不登校期間が長かった場合は、中学範囲や高校基礎の抜けが残っていることが多く、見た目の学年と実際の学力にギャップがあるケースも珍しくありません。
大学進学を目指すなら基礎の穴を放置しない
たとえば、英語なら中学英文法、数学なら割合・方程式・関数、国語なら読解の土台、このあたりに抜けがあると、高校内容や受験演習で急に苦しくなります。
そのため、大学進学を目指す場合ほど、早めに学力の現在地を確認したほうがいいと思っています。いま何年生相当かではなく、何ができていて何が抜けているかを見ることが大事です。
そのうえで現実的なのが、学校では単位取得と基本的な進路面談を進め、外部の個別指導塾で受験科目の戻り学習や演習をする方法です。
通信制高校+不登校専門の個別指導塾は、この相性がとてもいいです。学校は卒業資格を確実に取る場、塾は学力を積み上げる場、と役割を分けられるからです。
- 学校では単位取得を最優先にして卒業条件を外さない
- 塾では英数国の基礎から戻って受験勉強を積み上げる
- 志望校の入試方式を早めに確認する
- 総合型選抜や推薦も含めて選択肢を広く持つ
また、大学進学といっても、一般選抜だけが道ではありません。総合型選抜や学校推薦型選抜では、志望理由書、面接、活動実績、学習意欲の伝え方が重要になることがあります。
通信制高校での学び直し経験や、自分なりに生活を立て直してきた過程は、伝え方しだいで十分に強みになります。
ただし、こうした入試でも準備は必要です。志望理由書を急に書こうとしても、自己理解が整理できていないと苦戦しますし、面接も練習なしでは難しいです。
だから、受験学年になってから慌てるのではなく、1年生・2年生のうちから少しずつ準備を始めると安心です。
大学進学を目指すなら「卒業できるか」だけでなく、「卒業後にどこへ行くか」まで逆算して環境を作ることが大事だと思っています。
勉強の遅れがあるなら、不登校専門の個別指導塾をセットで使う。生活リズムに不安があるなら、週ごとの学習計画を伴走してくれる支援を入れる。
この設計ができると、通信制高校はやめとけどころか、むしろ再スタートしやすい進路になりやすいですよ。
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関連記事:ティントルの講師は合う?口コミ傾向と無料体験のチェックポイントを解説
定時制高校との違い
通信制高校と定時制高校は混同されやすいですが、生活の設計はかなり違います。ここ、なんとなく似て見えるんですが、実際に通う本人にとっては大きな差です。
通信制高校は自宅学習とレポート提出が中心で、スクーリング日数や登校スタイルは学校によって幅があります。
一方で定時制高校は、決まった時間に学校へ通い、授業を受ける形が基本です。夜間だけでなく昼間定時制もありますが、いずれにしても時間割に沿って通う要素が強いです。
つまり、通信制高校は「自分で生活と学習を組み立てる力」が必要で、定時制高校は「決まったリズムに乗る力」が求められやすいという違いがあります。
どちらが優れているという話ではなく、今の本人の状態にどちらが合うかで考えるのが自然です。
朝に強い負担がある、毎日通学するだけで消耗する、人間関係の密度が高いとつらい、自分のペースで勉強したい、通院や活動と両立したい
上記の場合は通信制高校の柔軟さがかなり合いやすいです。無理に毎日通う形に戻すより、まずは続けられる形を優先したほうが、結果的に生活を立て直しやすいことがあります。
一定の時間割があるほうが生活を整えやすい、少人数の対面授業で学びたい、家だと勉強に集中できない、学校へ行くことで気持ちの切り替えがしやすい
上記の場合は定時制高校のほうが合うこともあります。毎日少しずつでも通うことで、生活リズムが戻る子もいます。
| 比較項目 | 通信制高校 | 定時制高校 |
|---|---|---|
| 通学頻度 | 少なめで柔軟 | 比較的定期的 |
| 学習の中心 | 自宅学習・レポート | 対面授業 |
| 向きやすい人 | 自分のペース重視 | 時間割がある方が動きやすい人 |
| 注意点 | 自己管理が必要 | 通学継続の体力が必要 |
迷いやすいポイントですが、選ぶときは「どちらが世間的に良く見えるか」ではなく、今の本人が続けやすいかで判断してください。見栄や理想を優先すると、途中で苦しくなりやすいです。
学校は通い続けて初めて意味があるので、まずは継続できる形を選ぶことが何より大切です。
そして、通信制高校でも定時制高校でも、勉強の遅れがあるなら外部支援を入れる発想は同じように有効です。学校だけですべてを解決しようとしないこと。これが、進路選びを安定させる大きなコツかなと思います。
向いている人と向いていない人

通信制高校に向いているのは、毎日通学するスタイルが負担になりやすい人、自分のペースを大事にしたい人、興味のある活動と高校卒業を両立したい人です。
不登校経験がある子にとっても、通信制高校は再スタートの入り口になりやすいです。集団生活に強いストレスを感じる子や、朝の登校だけでエネルギーを使い果たしてしまう子には、この柔軟さがかなり助けになります。
また、周囲のペースに合わせるより、自分で計画したほうが動きやすいタイプにも向いています。
静かな環境で勉強したい、人間関係の距離感を自分で調整したい、必要なときに相談できれば十分、という子には、通信制高校の自由度が合うことがあります。
ここ、見た目には消極的に見えても、実は自分に合う学び方を選んでいるだけという場合も多いです。
一方で、向いていないのは、何もしなくても周囲が全部管理してくれる環境を強く求める人です。もちろん支援が手厚い学校もありますが、全日制と比べると自己管理が必要な場面は増えやすいです。
誰かに毎日声をかけてもらわないと動きづらい、家ではまったく勉強に入れない、締切の感覚がつかみにくい、相談相手がいない、こうした条件が重なると、通信制高校だけでは苦しくなることがあります。
向いていない可能性があるサインとして、締切管理が極端に苦手、学習計画を一人で立てられない、家だとまったく勉強できない、相談先がない、という状態が重なっている場合は注意が必要です。
向いていない=行けない、ではない
ただし、ここで大事なのは、向いていない特徴があるからといって、通信制高校をあきらめる必要はないということです。向いていない要素がある人ほど、学校に加えて外部の支援を入れればいいんです。
不登校専門の個別指導塾を使って週に数回の学習ペースを作る、保護者や支援者がレポートの締切管理を手伝う、相談できる大人を複数持つ、など
つまり、通信制高校に向いているかどうかは、本人の性格だけで決まるわけではありません。環境の整え方、支援の有無、学校との相性によって結果は大きく変わります。
最初から「うちの子は向いていない」と決めつけるのではなく、どんなサポートがあれば続けられるのかを考えることが大切です。
だから、向いている人と向いていない人を単純に分けるというより、今のあなたに必要な支援は何かを見つけることが大切です。ここが見えてくると、「やめとけ」という雑な言葉よりも、ずっと現実的に進路を考えられるようになりますよ。
通信制高校やめとけと言われない選び方まとめ
通信制高校やめとけと言われるのは、学校そのものが悪いからというより、合わない選び方をすると失敗しやすいからです。
ここまで見てきたように、通信制高校には柔軟さという大きなメリットがある一方で、自己管理の難しさや学校ごとの差もあります。
だからこそ、「通信制高校=危ない」とひとくくりにするのではなく、どんな人に合いやすく、どんな準備が必要かを知ったうえで選ぶことが大切です。
私の結論ははっきりしています。通信制高校に通うなら、不登校専門の個別指導塾もセットで利用すると、学習の遅れを解消しやすく、卒業後の進路も作りやすいです。
学校だけで単位取得と受験対策の両方を完璧に回そうとするより、役割を分けたほうが現実的です。学校では卒業条件を確実に満たし、塾では基礎学力の回復と学習計画の管理を行う。この形は、本当に相性がいいんですよ。
通信制高校は、やめとけと一言で切ってしまうにはもったいない進路です。合う人には本当に助けになる選択肢ですし、合わない部分があるなら支援を足せばいいんです。
あなたが大事にしたいのは、世間のイメージではなく、自分に合う形で高校卒業とその先の進路を作れるかどうかです。その視点で選べば、通信制高校は十分に前向きな一歩になりますよ。
| 名称 | 概要 |
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