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不登校の小学生の過ごし方と勉強継続を両立する家庭術と塾活用

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不登校の小学生の過ごし方って、正直いちばん悩みますよね。生活リズムが崩れて昼夜逆転になったり、ゲームばかりで勉強が止まってしまったり、親の接し方も「これで合ってるのかな…」と不安になりがちです。

でも大丈夫です。結論から言うと、まずは家を安心できる場所にしつつ、少しずつ家庭学習を再開していくのが現実的です。

そして、親だけで抱え込まずに、出席扱いの相談やフリースクール、教育支援センター、スクールカウンセラーなどの支援も使いながら、学びを途切れさせない形を作っていきましょう。

なお、不登校は珍しいことではなく、近年は増加傾向が続いています。状況を客観的に把握したい場合は、文部科学省の調査結果も参考になります(出典:文部科学省「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」)。

この記事では、あなたの家庭に合う「不登校の小学生の過ごし方」を整理しながら、勉強を続けるために不登校専門の個別指導塾をどう活用するかまで、具体的にまとめます。

  • 不登校の小学生の生活リズムを整えるコツ
  • ゲームやネットと上手に付き合う家庭ルール
  • 家庭学習を無理なく再開する手順と教材選び
  • 不登校専門の個別指導塾で勉強を継続する方法
目次

不登校の小学生の過ごし方を整える

この章では、家での土台づくりをします。焦って勉強を詰め込む前に、生活リズム・安心感・家庭内ルールを整えるだけで、子どもの回復スピードが変わってきます。ここが整うと、勉強も支援も「のせやすく」なるんですよ。

生活リズムと昼夜逆転の対策

不登校が続くと、生活リズムが崩れて昼夜逆転になりやすいです。ここ、気になりますよね。

私が大事だと思うのは、いきなり「明日から早起き!」みたいに急ハンドルを切らないことです。急に戻そうとすると、体も心も追いつかなくて、親子でしんどくなりがちです。

いきなり起床時間を固定できなくても大丈夫です。最初に効きやすいのは、朝〜昼のどこかで光を浴びることと、食事のタイミングを少し整えることです。

カーテンを開けてベランダに1分出るだけでもいいし、窓際でストレッチでもOKです。日光を浴びると体内時計が「昼だよ」と認識しやすくなります。

食事は、3食きっちりじゃなくていいです。朝昼が難しいなら、まずは「昼はこの時間に食べる」だけでも土台になります。栄養バランスは理想はありますが、最初は食べられることが最優先です。

心がしんどい時期は、食事のハードルを上げすぎると逆に続きません。

小さく刻む「戻し方」が勝ち

目標は小さくします。起床時間を30分だけ早める、夜のスマホを寝る30分前に一旦手放す、昼に5分だけ散歩する。こういう小さな調整のほうが成功率が高いです。「できた」が増えると、子どもも親も気持ちが楽になります。

整え方のコツは、睡眠・食事・日中の活動を「少しだけ」固定することです。完璧を狙うより、続けられる形が勝ちます。

とはいえ、夜更かしが続くこともあります。そういうときは、「寝る時間」ではなく「起きた後」を調整します。

たとえば・・・

昼まで寝ても、起きたら顔を洗って水を飲む、カーテンを開ける、軽く体を動かすなど

それでも昼夜逆転が強い場合は、親がイライラしやすいポイントでもありますよね。ここで怒ってしまうと、子どもは「責められた」と感じて、余計に閉じやすいです。

そのため「戻す意志はあるけど、今は難しいんだな」と捉えて、声かけは短くするのがいいと思います。「少しずつ戻そうね」「今日、窓だけ開けてみようか」くらいで十分です。

ただ、体調や不安が強い時期は、整えること自体が負担になることもあります。その場合は、回復を優先して、整えるのは後回しでも大丈夫です。土台を作るのは「急がない」のがコツです。

体調不良(強い頭痛、腹痛、吐き気、息苦しさなど)が続く場合や、睡眠が極端に取れない場合は、生活リズムの問題だけで片付けず、医療機関など専門家に相談してください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

ゲーム時間のルール作り

ゲームや動画って、悪者にされがちなんですが、不登校の子にとっては「気持ちを守る避難場所」になっていることもあります。だから、いきなり取り上げるのはおすすめしません。

取り上げた瞬間、子どもにとっては「最後の逃げ場がなくなった」みたいな感覚になりやすいんですよね。

現実的なのは、時間と場所と終わり方を決めることです。たとえば「平日は○時から○時まで」「夜は寝る1時間前に終了」「リビングでやる」みたいに、家庭に合う形でOKです。

さらに効くのが「終わり方」を一緒に決めることです。いきなり電源を切るのではなく、切り替えが苦手な子ほど、終わる前に予告があると落ち着きます。

おすすめの言い方は「何時にやめなさい」より「あと10分で区切ろうか」です。命令口調を減らすだけで、揉めにくくなります。

親子で揉めにくいルールの例を、以下に紹介します。

揉めやすいポイントルールの作り方声かけ例
終わるタイミングアラーム・予告を使うあと10分で区切ろう
夜更かし寝る前は動画→音楽などに段階移行寝る前は軽いのにしよ
長時間連続休憩を「義務」ではなく「提案」に一回水飲まない?
隠れてやる場所をリビングに固定見える場所で安心ね

ルールは一方的に押し付けると反発が強くなりやすいです。子どもと一緒に決めて、まずは守れそうなルールから始めましょう。

ゲーム以外の選択肢を増やすのが本命

そしてもう一つ大事なのが、ゲーム以外の選択肢を増やすことです。「散歩」「料理」「工作」「本」「図鑑」みたいに、子どもが乗りそうなものを一緒に試すと、自然にバランスが取れてきます。

ここでポイントなのは「親が正しさで勝たない」ことです。子どもにとっては、ゲームは楽しいだけじゃなくて「安心」なんですよ。だから、ゲーム以外の安心を増やすほうが、結果的に依存っぽさは下がりやすいです。

たとえば、ゲーム好きなら「攻略ノートを書く」「実況みたいに感想を話す」「好きな作品のキャラを描く」でもOKです。これ、実は国語や表現にもつながります。

ゲームを敵にしないで、学びや回復に寄せる感覚が大事かなと思います。

親の接し方は寄り添い重視

不登校の原因って、子ども自身も言語化できないことが多いです。そのため「原因探し」より「安心の確保」を優先します。

ここ、親としてはモヤモヤすると思うんですよね。「理由がわからないと動けない」って感じやすいので。でも、子ども側は理由が複雑すぎて、うまく言えないことが本当に多いです。

具体的には、登校や勉強を詰めるよりも、まずは「休んでいいよ」「今は充電でいい」と伝える。責めたり比較したりしない。これだけで家庭の空気が変わります。

親が許可を出すと、子どもの罪悪感が少し軽くなることが多いです。

このように親の役割は、解決する人というより、子どもが回復するまでの伴走者です。話したい時は聴く、黙りたい時は待つ。この温度感が効きます。

会話が難しいときは「言葉より環境」

子どもが話してくれない時期もあります。そのときは、言葉で引き出そうとするより、環境で伝えるほうが効きやすいです。

たとえば・・・

リビングの空気を穏やかにする、家族の会話を責めないトーンにする、学校の話題を無理に出さない、子どもの好きなものを一緒に見る、など

あと、親が「大丈夫?」を連発すると、子どもは「大丈夫じゃないって言ったら面倒になる」と感じることもあります。そのため、声かけは短めでいいと思います。

「お茶いる?」「ごはん食べられそう?」みたいに、具体的で軽い声かけのほうが、子どもは反応しやすいです。

一方で、暴言や暴力、健康を壊すレベルの夜更かしなど、生活に支障が出る行動には、冷静に線引きも必要です。「あなたが大事だから伝える」という姿勢で、感情的にぶつけないのがポイントです。

線引きのコツは、「人格を否定しない」ことです。「そんなことする子はダメ」ではなく、「その行動は困る」「家族が怖い」「あなたの体が心配」と、影響と理由を伝えます。

そして、やめさせたい行動があるなら、代替案もセットにします。たとえば「夜中のゲームをやめて」ではなく「夜中は目が冴えるから、寝る前は音楽にしよう」みたいに、切り替え先を用意する感じです。

親が限界を感じるほどの暴力や自傷他害がある場合は、家庭だけで抱え込まないでください。学校や自治体の相談窓口、児童相談所、医療機関などの支援につなげることが安全です。最終的な判断は専門家にご相談ください。

家庭学習は5分から再開

不登校になると「勉強の遅れ」が心配になると思います。ただ、回復前に無理やり勉強させると、勉強嫌いが強くなることがあります。

なので、最初は5分でいいです。短すぎる?って思うかもしれないけど、回復期の子にとっては5分でも十分な「挑戦」なんですよ。

そのため最初に狙うのは、学力の回復よりも「学ぶリズム」を取り戻すことです。学力は後からついてきます。でも習慣がないまま詰め込むと、反動でゼロに戻りやすいです。

だから「短時間・毎日・嫌にならない」を優先します。たとえば、計算ドリル1ページの半分だけ、漢字を3つだけ、音読を1分だけ。これで十分スタートになります。

できれば、子どもが「終わりが見える」形がいいです。終わりが見えると、取りかかりのハードルが下がります。おすすめの始め方は「今日はどれならできそう?」と選ばせることです。自分で決めた課題は続きやすいです。

勉強再開の合図を見逃さない

勉強再開の合図は、子どもが「暇」「ちょっとやってみようかな」と言い始めた時です。親の焦りでスイッチを押さないのがコツです。逆に、親が先に「そろそろやりなよ」と言いすぎると、子どもはやる気を出す前に抵抗が出やすいです。

もし合図が見えない場合でも、勉強に直結しない「学びっぽいこと」から入れます。

図鑑、ニュース、料理、折り紙、工作、ゲームの攻略文を書く、でもOKです。知識のインプットや手順の理解も学びです。学校の形だけが勉強じゃありません。

そして、できた日は、結果よりプロセスを褒めます。「5分できたね」「昨日より座れたね」「自分で始めたのえらい」。この積み重ねが、次の一歩につながります

逆に「もっとやりなよ」「それだけ?」と言うと、子どもはやったのに否定されたと感じます。ここ、ほんとにもったいないです。

学習の量は、回復と一緒に増えます。今は「ゼロに戻さない」が勝ちです。焦りは自然なので、親の不安は大人側で吐き出す場所(学校、相談窓口、信頼できる人)を作るのがおすすめです。

好きなことや趣味で回復

「学校に行ってないのに、好きなことばかりしていいの?」って感じるかもしれません。でも、回復期にはむしろ大事だと思っています。好きなことに没頭する時間は、心のエネルギーを回復させるからです。

回復が進むと、自然と「外に出てみようかな」「勉強やってみようかな」が出てきやすいです。

不登校の子は、学校に行けないことで自己否定感が強くなりがちです。そこで趣味があると、「自分はこれができる」「これなら楽しい」という足場になります。ここがあると、親も子も踏ん張れます。

おすすめは、ゆるい目標を置くことです。「絵を1枚完成」「本を1冊読む」「レゴで作品を作る」みたいに、達成しやすいゴールを作って、できたらしっかり褒めます。

ポイントは成果物が残ること。作品やノート、写真でもいいです。後で見返すと、「自分、前より元気になってるかも」が見えます。

小さな成功体験は、次の行動の燃料になります。学校復帰だけをゴールにしないで、「元気が戻る行動」を積み上げるほうが結果的に早いことも多いです。

家の中の役割で「自己価値感」を守る

そして、家の中で役割を作るのも効果的です。食器運び、洗濯物たたみ、ペットの世話など、簡単なお手伝いからでOK。「家族の一員として役に立てた」という感覚は、自己肯定感を支えます。

ここで注意したいのは、家事を罰にしないことです。「学校行かないなら家事しなさい」みたいに言うと、子どもは存在を否定された感覚になりやすいです。

おすすめは「助かるからお願い」「あなたに頼みたい」みたいな、役割としてのお願いです。

元気が少し戻ってきたら、自然に触れるお出かけや短い散歩もおすすめです。いきなり人が多い場所はしんどいので、近所の公園、川沿い、空いている時間のスーパーなど、負荷が低いところから。

外に出るだけで気分が切り替わって、睡眠にも良い影響が出やすいです。

無理に外出を強要すると逆効果になることがあります。「行けたらでいい」「今日は玄関まで」など、段階を刻んでください。最終的な判断は子どもの状態を見ながら調整しましょう。

不登校の小学生の過ごし方と勉強継続

この章では、勉強を続けるための現実的な選択肢をまとめます。通信教材・出席扱いの相談・外部の居場所・専門支援を組み合わせると、親子の負担はかなり減らせます。

「全部やらなきゃ」と思わなくて大丈夫で、できるところから積み上げればOKです。

通信教育とタブレット学習

家庭学習を進める手段として、通信教育やタブレット学習は相性がいいことが多いです。時間が自由で、子どものペースで進められるからです。学校の時間割に合わせなくていいのは、不登校の子にとってかなり大きいメリットです。

不登校の時期は、勉強そのものより「勉強を始めること」が重いです。通信教育やタブレット学習は、短時間でも進めやすい設計のものが多く、達成感が出やすいのが強み。

とくにタブレットは、採点や解説がその場で出るので、親がつきっきりにならなくて済むケースもあります。

ただし、デジタル学習は便利な一方で、ゲームや動画に流れやすい子には負担になることもあります。そういう時は、紙の教材を混ぜたり、学習時間を短く区切ったりして調整します。

タブレットを使う場合は、学習アプリ以外に飛ばない設定ができるか、使う場所をリビングにするか、なども確認ポイントです。

比較するときのチェックポイントを、以下に紹介します。

チェック項目見ておく理由見落としがちな点
学年をまたいだ復習つまずきの穴を埋めやすい復習量が多すぎると挫折
1回の学習時間5〜10分で回せると続く「理想の勉強量」より継続
保護者サポート親の負担が減る連絡頻度が合わない場合も
端末・紙の選択生活リズムと相性が出る端末だと夜更かし誘発も

「学校の教科書でやらなきゃ」と思い込まなくて大丈夫です。学習漫画、NHK for Schoolなど、入口は何でもいいです。目的は、学びを止めないこと。最初は学力を上げるより、学びに触れるで十分ですよ。

出席扱い制度を学校と相談

不登校の期間が長くなると、出席日数の扱いが気になりますよね。出席扱いは、学校や自治体の運用で変わることがあり、条件もケースバイケースです。ここは断定せずに言うと、同じ自治体でも学校で対応の細かさが違うこともあります。

そのため、まず在籍校に「何が出席扱いになり得るか」を確認するのをおすすめします。別室での学習、校内の支援、外部の学習支援、オンライン学習など、学校側が認める範囲を早めに把握しておくと安心です。

相談するときは、親が一人で抱え込まないためにも、要点をメモしておくのがいいです。

「どの条件なら出席扱いの可能性があるのか」「必要な学習記録は何か」「提出頻度はどれくらいか」「窓口は担任か学年主任か」など、確認項目を整理すると話が早いです。

安全な進め方は、担任や学年主任など学校と継続的に連携し、学習内容や学習記録を残すことです。最終的な判断は学校側の確認が必要なので、必ず面談で詰めましょう。

学校とのやりとりがしんどいときの工夫

学校に連絡するだけで気が重い、という家庭も多いです。ここ、無理しなくていいです。

電話がつらいならメールや連絡帳、学校が許すならオンライン面談など、手段を選びましょう。子どもが同席できないときは、後で要点だけ共有すればOKです。

より具体的に整理したい場合は、当サイトの「不登校でも塾だけ行く子どもの心理と進路の整え方ガイド」も参考になります。学校に行けなくても「動ける場所がある」ケースを整理すると、選択肢が増えて気持ちが楽になりやすいです。

出席扱いの条件は年度や地域、学校の運用で変わる可能性があります。正確な情報は在籍校に確認し、必要に応じて教育委員会や専門家にも相談してください。

不登校専門の個別指導塾の強み

結論として、「不登校でも勉強だけは継続しよう」と考えています。ただ、親が全部やろうとすると、親子でしんどくなりやすいです。そこでおすすめしたいのが、不登校専門の個別指導塾です。

ここは、家庭の負担を減らしながら、学びを途切れさせにくい現実的な選択肢だと思います。

不登校専門の個別指導塾の強みは、単に勉強を教えるだけじゃなく、子どもの状態に合わせてペース設計をしてくれるところです。

たとえば・・・

「今日は10分だけ」「雑談多めで入る」「苦手科目を避けて得意から」みたいに、学校より柔らかく作れる

不登校の子は、集中力や体力が日によって大きく波があります。だから「毎回同じ負荷でやる」より、「その日の状態を見て調整できる」ほうが続きます。

ここは親がやろうとすると難しいんですよね。親だとどうしても焦りが混ざるので、子どもも身構えやすいです。第三者が入る価値は大きいです。

不登校専門の個別指導塾が向いているケースは、勉強の遅れが不安だけど親子でやると揉める、家だと切り替えが難しい、第三者が入ると安心して動ける、こういう時です。

塾といっても色々なので、選ぶときは「子どもが安心できるか」を最優先にします。私は次のポイントを見ます。

  • 授業時間を短く刻めるか(30分単位など)
  • オンラインと通塾の切り替えができるか
  • 雑談やメンタル面の配慮があるか
  • 復習や戻り学習に対応しているか
  • 保護者へのフィードバックが適切か(多すぎても負担)

料金は塾ごとに差があり、家庭の負担にも直結します。ここはあくまで一般論になりますが、入会前に「月額の総額」「追加費用の有無」「教材費」「振替の条件」「解約条件」などを確認して、無理のない範囲で選んでください。

主な不登校専門の個別指導塾は、以下の通りです。

名称概要
キズキ教育塾不登校・高校中退などに対応する完全1対1の担任制。110分授業で、通塾・オンラインを自由に選択可能。学び直しと進路支援を一体化し、大学受験・定時制・通信制進学まで幅広く対応。
ティントル不登校専門のオンライン個別指導。30分単位で授業を設計でき、録画による復習機能も備える。講師と専任サポートチームが連携し、学習支援とメンタルケアを両立する仕組み。

フリースクールで居場所作り

家が安心基地になってきたら、「家以外の居場所」を作るのも有効です。フリースクールは、出欠や成績よりも、その子のペースや興味を尊重してくれる場として機能しやすいです。

学校とは違う空気があるので、「学校は無理だけど、ここなら行ける」につながることもあります。

フリースクールは、見学や体験ができるところも多いので、いきなり通う前に「親だけで相談→体験→短時間参加」の順で負荷を調整すると失敗しにくいです。

子どもが不安が強い場合、最初は親と一緒に行って、雰囲気だけ確認するのでも十分です。

居場所の価値は、学習量より「安心して過ごせる時間」が増えることです。安心が増えると、対人不安が少しずつ緩みやすいです。

フリースクールは特色が幅広いので、合う合わないは必ず出ます。静かな環境が好きな子もいれば、にぎやかな方が安心する子もいます。年齢が違う子と混ざるのが落ち着く場合もありますし、逆に同年代が多い方が安心する場合もあります。

そのため、子どもとの見学・体験のときに「子どもの表情」をよく見ると良いでしょう。話してる量や笑顔だけじゃなくて、肩の力が抜けているか、目線が落ち着いているか、帰り道にどんな感想が出るか。ここが大事です。

居場所づくりの考え方は、「小学生の不登校による将来への不安を減らす学び直しと居場所の整え方」も合わせて読むと整理しやすいと思います。将来不安が強いときほど、居場所の設計が効いてきます。

フリースクールには費用がかかる場合が多く、支援制度の対象になるかどうかも地域で異なります。正確な情報は各施設の案内や自治体の窓口をご確認ください。最終的な判断は、家庭の状況と子どもの状態に合わせて検討してください。

教育支援センターの活用

自治体が関わる支援として、教育支援センター(適応指導教室)があります。民間よりもハードルが低く、学校との連携が取りやすいのがメリットです。

「学校とは別の場所だけど、公的な枠組みで支援がある」というのは、親としても安心材料になりやすいです。

メリットとしては、学習支援や集団活動があること、スタッフが不登校支援の経験を持っていること、学校に情報が共有されやすいことが挙げられます。

一方で、センターの方針が「学校復帰前提」に寄りやすい地域もあります。子どもによっては、そこがプレッシャーになることもあります。

上手な使い方は、「学校復帰のため」だけじゃなく、「日中の居場所」「生活リズムを戻す練習」「人と関わるリハビリ」など目的を柔らかく設定することです。

ただ、プログラムや雰囲気は地域差が大きいです。合う・合わないは必ず出るので、最初から「合わなければ変えていい」という前提で、いくつか候補を持つのが現実的です。

比較するときは、送迎の負担、教室の静けさ、スタッフの声かけ、子どもの表情の変化をメモしておくと判断しやすいです。

あと、可能なら「朝から行く」だけが正解なのか、「午後だけ」でもいいのか、通う頻度は柔軟か、なども聞いておくといいです。

見学のあとに「疲れた」だけで終わっても大丈夫です。疲れた=ダメではなく、新しい環境に体が反応したサインでもあります。回数を重ねると慣れてくる子もいます。

不登校の小学生の過ごし方総まとめ

不登校の小学生の過ごし方は、正解がひとつじゃありません。だからこそ、「安心できる家」「少しずつの生活リズム」「短時間の家庭学習」を土台にして、外部の力を上手に借りるのがいちばん強いと思っています。

ここまで読んでくれたあなたなら、もう十分やれてますよ。

最後に、今日からできる一歩をまとめます。全部やらなくていいです。ひとつでOKです。

  • カーテンを開けて光を浴びる
  • 昼ごはんの時間を固定してみる
  • 勉強は5分だけ、できそうなものだけ
  • ゲームは「予告して区切る」を試す
  • 親の声かけは短く、責めない

勉強は、頑張り方を変えれば続けられます。通信教育、出席扱いの相談、フリースクールや教育支援センター、そして不登校専門の個別指導塾。どれか一つに絞る必要はなく、あなたの家庭に合う組み合わせでOKです。

最後に、出席扱いや支援制度、費用や利用条件は、学校・自治体・サービスごとに違います。

必ず在籍校や公式サイトで最新情報を確認し、必要があればスクールカウンセラーや医療機関など専門家にも相談しながら、無理のない判断をしてください。

親が一人で背負う話じゃないので、頼れるところは遠慮なく頼って大丈夫ですよ。

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この記事を書いた人

私は作業療法士の資格を有して、10年以上が経過しています。作業療法士として、心理学を学んでおり、人の気持ちに寄り添いながら仕事をしています。その知識と経験から、不登校でお悩みの方に向けて少しでもお手伝いができればと思い、当サイトを立ち上げました。少しでも、不登校の子どもを持つ親御さんの不安が解消できれば幸いです。

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