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大学の不登校と一人暮らしで悩む人の支援と手続き解説完全ガイド

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大学に行けなくなって、しかも一人暮らしだと、生活も学業もぜんぶ自分の肩に乗ってきてしんどいですよね。

大学の不登校と一人暮らしは、珍しい話ではありませんが、休学手続きや退学、復学の流れ、奨学金の休止、生活費や家賃相場、相談窓口の探し方、メンタルの不調や孤立、単位のことまで、一度に考えると頭が真っ白になりがちです。

この記事では、あなたがいま抱えている不安をほどきながら、大学の不登校と一人暮らしで起こりやすい問題を整理して、具体的に何から動けばいいかを一緒に見える形にします。

いまは動けなくても大丈夫。できるところからでいいので、まずは情報で「選べる状態」を作っていきましょう。

  • 大学に行けない状態の整理とよくある原因
  • 休学・退学・復学の手続きと奨学金の対応
  • 一人暮らしの生活費目安と家計の守り方
  • 孤立やメンタル悪化を防ぐ支援の使い方
目次

大学の不登校と一人暮らしの現状

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ここでは、大学の不登校と一人暮らしがどういう状況になりやすいかを、原因・統計の見方・気持ちの揺れ・孤立リスク・学内の相談先まで、順番に整理します。まず「自分だけじゃない」と腹落ちするところから始めましょう。

大学生の不登校の主な原因

大学生の不登校って、ひとことで言うと「怠け」じゃなくて、複数の負荷が同時にのしかかって動けなくなるケースが本当に多いです。

しかも一人暮らしだと、誰かが代わりに生活を整えてくれる場面が少ないので、崩れが連鎖しやすいんですよね。

たとえば・・・

最初は「授業に遅れた」くらいの小さなきっかけでも、課題が溜まる→怖くてログインできない→欠席が増える→先生や友達に連絡しづらい→自己否定が強くなる、みたいな流れで一気にしんどくなる

原因として多いのは、学業面のつまずき(授業のスピード、レポート、出席、単位)と、人間関係(ゼミ・サークル・グループワーク・恋愛・SNSの距離感)。

ここに、一人暮らしの家事負担(洗濯・自炊・掃除・ゴミ出し)やお金の心配(生活費、家賃、アルバイト)まで重なると、心身の余裕がゼロに近づきます。

さらに、うつ・不安・パニック・睡眠の乱れ・発達特性の困りごと(集中や段取りの苦手さ)みたいなメンタル面が絡むと、「やりたい気持ちがあるのに体が動かない」状態になりがちです。

ここ、気になりますよね。あなたがいま「原因がわからない」「説明できない」と感じていても全然おかしくないです。不登校は単一の理由より、複合的な負荷の積み重ねで起きることが多いからです。

大事なのは、今の状態を作っている負荷を分解して、減らせるものから下げていくことです。原因の棚卸しは「今いちばん減らしたい負荷は何?」から始めるとラクです。説明が上手じゃなくても大丈夫。箇条書きで十分ですよ。

よくある負荷のパターン
  • 授業・課題・単位の不安が強くて動けない
  • 人間関係が怖くなってキャンパスに近づけない
  • 一人暮らしの生活が回らず自己否定が強くなる
  • メンタル不調で朝起きられない・外出が難しい

負荷を棚卸しするときは、「事実」と「気持ち」を分けるのもおすすめです。事実は「欠席が増えた」「課題が未提出」みたいに客観的に言えるもの。気持ちは「怖い」「恥ずかしい」「申し訳ない」「疲れた」みたいな体感です。

どっちも大事で、どっちか片方だけだと支援につながりにくいんですよね。学生相談室や保健センターに相談するときも、この2つが整理できていると話が通りやすいです。

あと、一人暮らしの場合は「生活の崩れ」を早めに拾うのが超重要です。食事が偏る、睡眠がズレる、部屋が荒れる、支払いが遅れそう、ゴミ出しができない。

こういう生活サインは、学業より先に限界が来ることがあるので、生活の安全を守るところから組み直していいです。はっきり言うと、生活が崩れている状態で勉強だけ頑張るのはかなり難しいですよ。

休学・退学率の最新統計

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不登校の「正確な人数」って、実は公的にまとまっていないことが多いです。大学は小中高みたいに出席が義務で管理される仕組みと同じじゃないので、統計の切り口がずれやすいんですよね。

そこで近い指標として見やすいのが、休学率や中途退学率です。文部科学省が毎年まとめている調査(対象期間:令和6年4月1日~令和7年3月31日)では、大学の中途退学率は2.00%、大学の休学率は2.70%と公表されています。

数字で見ると、「一定数は毎年起きている」現象なんだな…と分かります。

この調査は、全国の国公私立大学・短期大学・大学院・高等専門学校を対象にしたもので、大学の最新の公的データとして参照しやすいです。(出典:文部科学省「令和6年度 学生の中途退学者・休学者数の調査結果について」

区分割合人数
大学の中途退学2.00%50,516人
大学の休学2.70%68,239人

この数字を見てほしい理由は、安心材料になるからです。もちろん、数字で苦しさが消えるわけじゃないけど、「自分だけがダメでこうなってる」って思い込みが強いときほど、客観的な材料があると少し呼吸がしやすくなります。

大学は行けなくなることが現実に起きる場所で、だからこそ休学や支援の制度が用意されています。

そしてもう一つ大事なのが、退学や休学の理由は一つに決まらない、ってことです。

文部科学省の同じ調査では、中途退学の主な理由として「転学・進路変更等」「学生生活不適応・修学意欲低下」「就職・起業等」などが挙げられ、休学の理由としては「海外留学」「精神疾患」「経済的困窮」などが上位に来ています。

つまり、学業・人間関係・生活・お金・体調が絡み合うのはむしろ自然なんですよ。

統計は「あなたを当てはめるため」じゃなく「視野を広げるため」に使うのがコツです。数字を見て落ち込むなら、いったん見ない選択もアリですよ。

統計の読み方でつまずきやすいポイント

  • 不登校=休学・退学ではない(在籍のまま出られない人もいる)
  • 大学ごとに制度や運用が違う(休学しやすさ、配慮の幅など)
  • 「理由」は単一選択で集計されがちで、実際は複合要因が多い

そのため、統計を見たら次に「自分の大学はどうか」を確認するのが現実的だと思っています。

学務のページ、学生便覧、奨学金窓口の案内、相談室の予約方法。ここを見ておくと、「いま何もできてない」感が少し薄れて、動き方が見えてきます。

統計や割合は、あくまで一般的な目安です。あなたの状況が軽い・重いを決めるものではありません。苦しさが強いなら、数字よりも先に支援につながることを優先してください。

不登校で将来への不安が強い時

将来への不安が強いときって、頭の中で「最悪の未来」を勝手に再生し続けて、いまの体力まで削られます。ここ、気になりますよね。

そこで大事になるのは、将来の話をする前に、いまの生活を守る設計を入れることです。生活が崩れていると、どんな選択肢も「無理」に見えてしまいます。

逆に言うと、生活が少し整うだけで、同じ未来でも怖さが下がることがあるんですよ。

将来への不安が強いときに起きがちなのが、「全部を一気に解決しようとして固まる」ことです。

たとえば・・・

休学の手続きも、家賃の支払いも、親への説明も、授業の遅れも、メンタルの回復も、全部同時にやろうとしてしまうなど

でも実際は、同時にやらなくていいんです。順番を決めれば、負荷は減らせます。

おすすめは、順番を「今日の生活」→「制度と手続き」→「将来の選択肢」にすることです。焦りが強いほど、順番が逆になりがちなので要注意です。

将来への不安を現実の行動に変えるコツ

まず今日の生活(睡眠・食事・連絡)を最低限守る、その次に大学の制度(休学・復学・履修)を確認する、最後に進路や働き方を考える。これだけで、焦りの圧がかなり下がります。

次に、目標を短いスパンに落とすこと。将来が怖いときほど、長期の計画は脳の負荷になります。

「半年後どうする?」より、「今日できる最小の一歩は?」のほうが動けます。「今週は学生課にメールだけ」「来週は相談室の予約だけ」みたいに小さく刻むと進みやすいです。

そして、将来への不安は情報不足で増幅されることも多いので、視点を広げる材料があると落ち着きやすいです。

たとえば・・・

休学という「時間を買う」選択肢もあるし、復学が難しいなら履修の組み直し、学び方の変更、環境の変更(編入や通信制など)を検討する道もある

最初から最適解を当てなくていいです。まずは選べる状態を作るのがゴールです。

将来不安が強いときは、判断力も落ちやすいです。大事な決断(退学、引っ越し、借金など)は、できれば一人で即決しないで、相談窓口や信頼できる人を巻き込んでください

進路や立て直しの考え方を整理した記事もあるので、必要なら参考にしてください。

強い不安や希死念慮がある場合は、我慢せずに医療や専門窓口につながってください。緊急時は地域の救急・相談窓口の利用も含め、最優先で安全を確保してくださいね。

一人暮らしの孤立とメンタル

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一人暮らしの不登校で怖いのは、孤立が静かに進むことです。誰にも会わない日が続くと、体調の変化や気持ちの落ち込みに気づきにくくなります。

さらに「連絡を返せない自分はダメだ」と責め始めると、ますます連絡ができなくなる悪循環が起きます。

しかも大学って、出席しなくても誰かが毎日様子を見に来るわけじゃないので、放っておくと「気づかれないまま落ち込みが深くなる」ことがあるんですよね。

そんな時の孤立対策は「友達を増やす」とか「外に出る」を最初の目標にしないほうがいいと思っています。いきなりハードルが高いからです。まずは、つながりを細くでも残すのが最優先です。

連絡ができない日はあっていい。でも、ゼロにしない工夫を入れる。それだけで、メンタルの底抜けを防げることがあります。

孤立をほどくための小さな仕組みとしては、以下が有効です。

  • 家族か友人のうち一人だけ、週に1回の定期連絡を決める
  • 学生相談室や保健センターと、月1回でも接点を作る
  • 外に出られない日は、オンラインでの面談や相談を使う
  • 生活リズムが崩れているなら「起きる時間」だけ固定する

ポイントは「頑張る仕組み」じゃなく「頑張らなくても続く仕組み」にすることです。

たとえば・・・
  • 定期連絡は「長文を送る」じゃなくて、スタンプ1個でもOKにする
  • 相談室は「行けたら行く」じゃなくて、オンライン予約を先に取る
  • 生活リズムは「完璧に戻す」じゃなくて、起きる時間だけ固定して、寝る時間は一旦ゆるくする

こういう設計にすると、しんどい時期でも継続しやすいです。

完璧に元気になってから動くんじゃなくて、動ける形に生活を寄せるのがコツです。体力が戻るまでは、登校よりもまず生活の安全確保が優先でいいです。

一人暮らしで特に気をつけたいサインも、以下に紹介しておきます。

  • 食事が1日1回以下が続く、極端に偏る
  • 昼夜逆転が進み、日付感覚が薄れる
  • 支払いの通知を見ない、郵便物を開けない
  • 人の声を聞くのがしんどくて連絡を全断ちする

こういうサインが出ているなら、あなたの意思の問題じゃなく、負荷が限界に近い可能性が高いです。ここで「頑張って気合いで戻す」は危険なこともあるので、相談窓口や医療につながる選択肢を優先していいと思います。

学生相談室・保健センター窓口

大学の不登校と一人暮らしで最初の入り口として強いのが、学内の学生相談室や保健センター(健康支援センター)です。

ここは「病院に行くほどじゃないかも…」みたいな段階でも使いやすい場所で、休学や配慮の相談、医療機関へのつなぎ、学務との調整のきっかけにもなります。ここを「セーフティネットの入り口」として活用しましょう

相談室って「心が弱い人が行く場所」みたいに感じる人もいるかもですが、実態はもっと実務寄りでもあります。

たとえば・・・

授業に出られない事情があるなら、どう手続きに落とすか、誰に何を相談するか、連絡が難しいならどう代替するか、そういう段取りを一緒に整えてくれることが多い

一人暮らしだと段取りを全部一人で背負いがちなので、ここで肩代わりしてもらえるのは大きいです。

相談室に行く目的は「元気になる」だけじゃなく「手続きや生活を回すための導線を作る」でもOKです。使い方は自由ですよ。

相談するときに伝えるとスムーズなことを、以下に紹介します。

  • いつ頃から授業に行けていないか(だいたいでOK)
  • 一人暮らしかどうか、生活が回っているか
  • 困っていること(睡眠、食事、外出、課題、人間関係など)
  • いま一番怖いこと(退学、単位、親への連絡など)

ここでよくあるつまずきが、「うまく説明できないから行けない」です。説明は上手じゃなくて大丈夫です。メモを見せるだけでもいいし、箇条書きをスマホに打って見せてもいい。

言葉が出ないなら「今、話すのが難しいです」って言っていいです。相談員はそれも含めて受け止めてくれます。直接行けないなら、メール相談やオンライン面談からで大丈夫です。一回つながるだけでも、選択肢が増えます。

たとえば・・・

学務課に連絡するのが怖いなら、相談室が間に入ってくれるケースもある

自分一人で全部やろうとしないで、使える仕組みは使い倒していいと思います。もし家族側がサポートに疲れているなら、家庭の負担を下げる視点も役立ちます。

関連記事:不登校の親が疲れたときの立て直し方

大学不登校の一人暮らし支援と手続き

大学 不登校 一人暮らし4

ここからは、実務パートです。休学・復学・退学の手続きと奨学金の動き、学外の相談先、生活費の目安、節約や収入の作り方まで、必要なところだけ拾えるようにまとめます。

制度は大学や自治体で細部が違うので、最後は必ず公式情報で確認してください。

休学手続きと奨学金の休止

体調や事情で通学が難しいなら、休学は「立て直しの時間を確保する」ための現実的な選択肢です。休学は逃げじゃなくて、回復と再設計の時間を買う制度だと思ってください。

多くの大学では、学務課や学生課に休学願(異動届)を提出し、必要に応じて医師の診断書などを添えます。締切が学期ごとに設定されていることが多いので、まずは「いつまでに何を出す必要があるか」を確認するのが先です。

そして、一人暮らしだと休学手続きの前後で「生活の守り」を同時に考えたほうが安全です。休学はスタート地点なので、休学を決めたあとに詰むのを防ぐ設計が大事だから。

たとえば・・・

休学中の家賃をどうするか、仕送りが止まるなら収入をどう補うか、実家に戻る選択肢はあるか、メンタルが不安なら通院をどうするか

休学の手続きは「提出書類」より「締切と窓口」を先に押さえるとスムーズです。迷ったら学生課に電話やメールで聞けばOKです。

休学と一緒に確認したいことも、以下に提示しますので確認しておきましょう。

  • 休学の開始時期(学期単位か月単位か)
  • 学費の扱い(在籍料があるか、返金の可否など)
  • 履修や単位の扱い(途中で止められるか)

そして重要なのが奨学金です。奨学金を受けている場合、休学が決まったら速やかに学校の奨学金窓口に連絡し、原則として休止手続きを行います

ここを後回しにすると、振り込みが続いてしまい、あとで返金対応が必要になることもあります。だから私は、休学が確定しそうな段階で早めに窓口に相談するのをおすすめしています。

奨学金の「休止・復活」はルールが明確なので、一次情報で確認しておくと安心です。

日本学生支援機構(JASSO)は、休学した場合は速やかに学校の奨学金窓口へ申し出て休止手続きをすること、手続きを行わないまま振り込まれた奨学金は返金が必要になることなどを案内しています。(出典:日本学生支援機構「奨学金の休止・復活(休学・復学)」

復学手続きと奨学金の復活

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休学から復学するときは、復学願を提出して、必要に応じて面談や書類の確認があります。ここでよくあるのが「復学したい気持ちはあるけど、いきなり毎日通うのは無理」ってやつです。これ、めちゃくちゃ普通です。

だから復学は気合いで戻すより、復学後の設計が勝負だと思います。

たとえば、いきなりフル単位を狙わない、通いやすい曜日に授業を固める、オンライン対応の授業があるならそこを軸にする、ゼミや必修は教務に相談して段階的にする。

こういう「負荷調整」ができると、復学後の再離脱を防ぎやすいです。逆に、焦って詰め込むと、最初の数週間で燃え尽きやすいので注意です。

復学は「戻る」より「続ける」がゴールです。最初はスロースタートでいいですよ。

復学をうまく進めるコツ
  • 復学直後の学期は負荷を下げて様子を見る
  • ゼミや必修の相談は早めに教務へ
  • 生活リズムが戻ってから対人負荷を増やす

奨学金は、休学中に休止していた場合、復学と同時に復活手続きが必要になります。復学するが奨学金が不要なら辞退など別の手続きが必要になることもあるので、ここは窓口で個別確認が安全です。

書類が必要な場合もあるので、「復学願を出した」だけで完了と思わず、奨学金の窓口にも並行で連絡するのが安心です。

あと、復学は体調の波が出やすいです。最初は調子が良くても、対人や通学が増えると急に疲れが出ることがあります。

そういうときに「せっかく復学したのに」と自分を責めるより、相談室や保健センターに早めに共有して、負荷調整を入れたほうが結果的に続きます。復学は一発勝負じゃないです。調整しながら形を作っていきましょう。

復学後に不安が強いなら、履修の組み方や生活リズムの作り方を「見える化」するとラクです。手書きでもいいので、1週間の予定をざっくり書いてみるのおすすめです。

退学手続きと奨学金返還

退学は、逃げではなく「いまの環境を終わらせて再設計する」選択肢でもあります。ただし、退学は学生の身分が終了するので、学割や学生向け支援が使えなくなることもありますし、奨学金の扱いも変わります。

だからこそ、勢いで出すより、手続き面と生活面をクリアにしてから決めるのがおすすめです。

退学を考えるときにやりがちなのが、「今つらい=もう終わりにしたい」で即決すること。気持ちはすごくわかるけど、退学後の生活が整っていないと、別の苦しさに置き換わりやすいです。

なので私は、退学を決める前に、最低限のチェックを入れることを推します。チェックをした上で「退学が一番生活を守れる」と思えるなら、それは立派な選択です。

退学の判断は「大学を続けるか」より「生活を守れるか」で考えるとブレにくいです。

退学前の最低限チェック
  • 退学願の提出期限と必要書類
  • 学費の精算(返金や未納の有無)
  • 住まいの契約(更新・解約・違約金の条件)
  • 奨学金の停止と返還の開始時期

奨学金の返還は、条件や種類(貸与型・給付型)で扱いが変わります。返還が不安なときは、学校窓口で返還開始のタイミングや猶予制度の有無を確認しておくと、退学後のパニックを防げます

お金の話は、怖いからこそ見ないまま進めがちですが、見ないまま進めると後で負荷が跳ねることがあります。

奨学金の返還スケジュールや猶予制度は個別条件で変わります。返還が不安なときは、学校窓口や公式情報で確認し、必要なら専門家にも相談してください。最終判断は、あなたの生活を守れる形かどうかで決めましょう。

学外の相談先も活用

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学内だけで抱えきれないときは、学外の支援機関を使ってOKです。一人暮らしで不登校が長引くと、生活そのものが崩れて支援の入り口が見えにくくなります。

だから、大学とは別ルートの相談先を知っておくと安心です。ここで大事なのは、「ひきこもり支援=重い人だけ」って思わないことです。線引きより困りごとがあるかどうかが大事です。

学外支援の強みは、大学の成績や履修とは別軸で、生活・メンタル・就労・家族関係まで含めて相談できるところです。大学の窓口は学内の制度には強いけど、家計や住居、福祉制度は外のほうが詳しいことがあります。

なので、状況によっては「学内と学外を並行で使う」ほうが早いです。

おすすめは「学内=学業と手続き」「学外=生活とメンタル」みたいに役割分担することです。両方に同じ説明をするのがしんどいなら、メモをコピペで使い回してOKです。

学外で使いやすい相談先
  • 精神保健福祉センター(都道府県・政令市など)
  • ひきこもり地域支援センター
  • 若者サポートステーション
  • 発達障害者支援センター
  • NPOの居場所・オンライン相談

「行く元気がない」「電話が怖い」って人もいると思います。それも普通です。

その場合は、まずはメールやフォームで予約できる窓口を探す、家族に最初だけ同席してもらう、相談内容を箇条書きで渡す、みたいにハードルを下げてください。支援は使える状態に整えるところから始めていいです。

相談先によって対象年齢や支援範囲が違うことがあります。利用条件や予約方法は各機関の公式案内を確認し、最終的な判断は専門家に相談してください。

生活費内訳と家賃相場・初期費用

一人暮らしの生活費は、地域や家賃、生活スタイルでかなり変わりますが、目安として月13万円前後に収まるケースが多いです。ざっくり言うと、住居費と食費が大きく、ここが家計を左右します

今の支出がこれより多い・少ないで一喜一憂するより、まず「固定費」と「変動費」に分けて見ていくのが現実的です。

固定費は家賃・通信費・サブスクみたいに毎月ほぼ同じ額が出ていくもの。変動費は食費・光熱費・日用品みたいに月でブレるもの。

メンタルが落ちている時期は、変動費の管理が難しくなりやすいので、先に固定費を整えると気持ちがラクになるでしょう。

たとえば・・・

通信費を下げる、不要なサブスクを止める、家賃が高すぎるなら住み替えや実家帰省を検討するなど

生活費は「理想」じゃなく「現実の平均」を目安にするのがコツです。まず固定費(家賃・通信)を整えると、気持ちも家計も安定しやすいです。

費目月額目安メモ
住居費約56,000円地域差が大きい
食費約25,000円自炊頻度で変動
光熱費・通信費約10,000円前後季節とプランで変動
日用品・交通費1〜2万円まとめ買いで管理
教養娯楽費約10,000円ストレス対策も必要
貯蓄・繰越約12,000円余裕がなければ無理しない

また、引っ越しや契約更新が絡むと、初期費用が一気に重くなります。敷金・礼金・前家賃・仲介手数料・火災保険などが必要で、一般的には家賃の4〜6倍くらいの現金が動くこともあります。

しかも一人暮らしだと、家具家電の買い替えや引っ越し費用も乗ってくるので、トータルは想像より大きくなりがちです。

家賃が高すぎて毎月赤字なら、心が回復する前にお金が限界に来ます。逆に、少し家賃を下げられるなら、それだけで生活の安全度が上がりますよ。

節約術とおすすめのアルバイト

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不登校の時期に「稼がなきゃ」と思いすぎると、心身の回復が遅れることがあります。ここ、ほんとに落とし穴です。稼ぐために無理をすると、体調がさらに崩れて、結果的に働けなくなる、みたいなことが起きやすいからです。

そのため基本的に、まず固定費の見直し(家賃・スマホ・サブスク)を優先して、体力が戻ってから収入を増やす順番をおすすめしています

節約は「我慢」より「仕組み化」がラクです。たとえば通信費のプラン変更は一回やれば毎月勝手に減ります。サブスクも一回止めれば自動的に出費が落ちます。

また、食費は頑張って自炊じゃなくて、冷凍・常備食で「作れない日」を前提にするほうが続きます。しんどいときに料理で自分を責めるのは、あんまり意味がないです。できる形に寄せましょう。

節約は「気合いの我慢」より「自動で減る設定」が正解です。しんどい時期ほど、頑張りに頼らないほうが続きます。

項目詳細
通信費格安プランや学割、Wi-Fi環境の見直し
食費冷凍・常備食で「作れない日」を想定
電気・ガス契約アンペアや料金プランの確認
サブスク使っていないものは一旦停止

また、アルバイトは、体力とメンタルの状態に合わせるのが最優先です。短時間、週末だけ、在宅系、食事付きなど、負荷の低い形を選ぶと続きやすいです。

学業再開を目指すなら、生活リズムを崩しにくい働き方が向いています。たとえば、深夜帯のバイトは一時的にお金になっても、睡眠が崩れて復学が遠のくことがあるので、あまりおすすめしません。

「おすすめのアルバイト」を一つに決めるより、あなたの今の状態で続く形を探すのが現実的です。

人と話すのがしんどいなら在宅寄り、外に出る練習をしたいなら短時間の軽い接客、体力が戻ってきたら少しシフトを増やす。こうやって段階をつけると、回復と両立しやすいです。

生活が苦しい場合は、大学の授業料減免や給付型奨学金、自治体の貸付などの制度が使えることがあります。条件や申請方法は必ず公式サイトを確認し、最終的な判断は窓口や専門家に相談してください。

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大学の不登校と一人暮らしは、学業だけじゃなく生活そのものが重くなるぶん、つらさが強くなりやすいです。でも、休学・復学・退学の制度、奨学金の休止や復活、学内外の相談窓口、生活費の立て直し方など、選択肢はちゃんとあります。

大事なのは、「今すぐ全部を解決」じゃなくて、選択肢を増やして、負荷を下げる順番を作ることです。

最後に強く言いたいのは、ひとりで抱え続けないことです。学生相談室や保健センター、学務・奨学金窓口、自治体の支援機関など、まずどこか一か所につながれば、そこから次の道が開きます

つながるのが怖いなら、短い文でいいです。「相談したいです」「今困っています」だけでも十分です。

そして、奨学金・学費・契約・医療などは条件で変わるので、正確な情報は必ず公式サイトをご確認ください。判断に迷うときは、学校窓口や専門家にご相談するのが安全です。

あなたのペースで大丈夫。できるところから、一緒に整えていきましょう。

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この記事を書いた人

私は作業療法士の資格を有して、10年以上が経過しています。作業療法士として、心理学を学んでおり、人の気持ちに寄り添いながら仕事をしています。その知識と経験から、不登校でお悩みの方に向けて少しでもお手伝いができればと思い、当サイトを立ち上げました。少しでも、不登校の子どもを持つ親御さんの不安が解消できれば幸いです。

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