不登校の期間が続くと、「授業に追いつけるの?」「出席日数や単位は大丈夫?」「大学受験や進路はどうなる?」と不安になりますよね。
実際、勉強遅れを取り戻すには勉強方法の工夫だけじゃなく、生活リズム、学習の優先順位、そして自分に合う支え方を見つけることがカギになります。
この記事では、不登校の高校生が勉強に追いつくために、オンライン学習アプリやYouTubeの使い方、オンライン個別指導や家庭教師、通信制高校や高卒認定試験まで、現実的な選択肢をまとめます。
あなたの状況に合う「今できる一手」を一緒に探していきましょう。
- 不登校の原因と学習が止まる仕組み
- 出席日数や単位不足への現実的な対策
- 勉強遅れを取り戻す具体的な手順
- 不登校の高校生に合う塾選びと支援
不登校の高校生が勉強に追いつくための現状整理

まずは、気持ちの状態と「いま困っていること」を整理すると、やるべきことが一気に見えやすくなります。ここでは、不登校の背景、出席日数や単位の不安、学習の遅れをどう扱うかを順番にまとめます。
不登校の原因と心の負担
不登校は「怠け」ではなく、以下のようにいくつもの要因が絡み合って起きやすい状態です。
- 学業不振で自信が削られる
- 友人関係がしんどい
- 先生との相性が合わない
- 部活や受験のプレッシャーが重い
- 睡眠リズムが崩れて朝がつらい
- 家庭の事情で心が落ち着かない
ここ、まさに気になりますよね。なぜなら、不登校のつらさって「原因が一個」じゃないことが多いからです。
まず、原因を一つに決めつけないようにすることが大切です。「勉強が苦手だから行けない」だけで説明できる子もいれば、実は人間関係のストレスが先にあって勉強が手につかなくなった、というパターンもあります。
逆に、本人の中で理由が言語化できず、ただ体が動かないこともあります。その場合、本人はサボっているわけではなく、エネルギーが底をついている状態かもしれません。
最初の目標は、原因の特定より負担を下げることです。不登校の状態で無理に気合いを入れて勉強を詰めると、反動で止まりやすいので、まずは回復を邪魔しているストレス源を小さくしていきましょう。
「心の負担」が学習を止めるメカニズム
心がしんどいと、脳は安全確保を優先します。すると集中力・記憶力・判断力が落ちて、「机に向かっても頭に入らない」状態になりがちです。ここで「やっぱり自分はダメだ」と自己否定が強くなると、学習へのハードルがさらに上がります。
そのため、学力の話をする前に、まず以下のように負担を減らす設計を考えます。
起きる時間を固定する、勉強開始を5分だけにする、勉強場所を机ではなくリビングにする、など
これだけでも「できた」を積み上げる準備になります。
「自分だけが落ちこぼれた」と感じてしまう子が多いのですが、不登校は年々注目されていて、高校でも長期欠席(不登校等)は一定数います。
客観的な状況を知ると、「自分だけじゃない」と呼吸がしやすくなることがあるので、必要なら一次情報にも触れておくのがおすすめです。(出典:文部科学省「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」)
心の負担が強いときのサイン
眠れない・昼夜逆転、食欲の変化、朝になると動けない、頭痛や腹痛、動悸、強い不安、自己否定が増える、涙が止まらない、急にイライラする、などが続く場合は、勉強以前に「回復の手当て」が必要なことがあります。
ここは焦らなくて大丈夫です。むしろ、焦りが強いほど症状が長引くこともあります。
学校や担任に相談しづらいときは、スクールカウンセラー、自治体の相談窓口、医療機関など第三者を挟むだけでも気持ちが軽くなることがあります。健康面や心の状態は個人差が大きいので、最終的な判断は専門家に相談してください。
また、親御さんの声かけは、良かれと思っても逆効果になることがあります。
例えば「なんで行けないの?」は、本人には責めに聞こえやすいです。代わりに「今日はどのくらいなら楽そう?」「いま一番しんどいのは何?」のように、選択肢と安心を渡す言い方が効きます。
本人の返事がなくても「聞くだけ」は十分意味がありますよ。
出席日数と単位不足の不安

高校は義務教育ではないので、欠席が続くと単位認定や進級・卒業が気になりますよね。ここを放置すると不安がどんどん膨らみ、結果として「学校のことを考えたくない」→「情報が入らない」→「余計に不安」という悪循環になりがちです。
だからこそ、早めに「現実の数字」に落として整理するのがいいと思っています。
出席日数や単位の扱いは、学校・学科・科目・自治体の運用で変わります。必ず在籍校の担任・学年主任・教務へ確認し、正確な情報は学校や公式案内で確認しましょう。
まず確認しておきたいチェック項目を、以下に紹介します。
- 今の欠席日数と、各科目の評価・単位の条件
- 補習・追試・レポートなどの救済措置の有無
- 登校以外の学習が出席扱いになる可能性
- 転籍・編入(通信制高校・定時制高校など)の選択肢
よく混ざりやすいのが、出席日数と単位の話です。出席が足りないと単位が危ないケースは多いですが、科目ごとに条件が違ったり、補習や課題でカバーできる場合もあります。
逆に「出席は戻せないからもう終わり」と決めつけると、まだ残っている選択肢を見落としがちです。
このことを学校に聞くときは「今年度この科目はどうすれば単位が取れるか」「今からできる手続きは何か」を、科目単位で具体的に確認するのがおすすめです。
感情の話ではなく、手続き・条件・締切に落とすと、親子ともに落ち着きやすいですよ。
学校とのやりとりがしんどいときの工夫
担任に連絡するだけで心臓がバクバクする、という子もいます。そういう場合は、親御さんが窓口になっても大丈夫です。電話が重いならメールや連絡帳、学校が許すならオンライン面談など、手段を選びましょう。
本人が同席できないときは、後で要点だけ共有すればOKです。
さらに、「不登校でも塾だけ行く」「放課後なら学校に行ける」「保健室登校ならいける」など、部分的に動けるパターンは多いです。
完全復帰だけをゴールにしないで、動ける場所から生活と学習を整えるほうが、結果的に進級や進路につながりやすいでしょう。
状況が近い人向けの記事も参考になりますうよ。(内部リンク:不登校でも塾だけ行くときの考え方と進路)
単位不足が不安だと「もう辞めるしかない」と短絡的になりやすいのですが、転籍・編入・留年・通信制への切替・高卒認定など、ルートは複数あります。
急いで決めるほど後悔しやすいので、学校と相談しながら、期限のあるものだけ優先して判断していきましょう。最終的な判断は、学校や専門家に相談してください。
勉強の遅れを取り戻す手順
勉強遅れを取り戻すときは、「全部を同時に」やろうとするとほぼ詰みます。コツは、優先順位と戻り幅を決めることです。戻る範囲が決まると「今日やること」が見えるので、心が少し落ち着くでしょう。
勉強の遅れを取り戻すための基本の順番は、以下の通りです。
- 現状把握
- 戻る単元を決める
- 短時間で回す
- 定着チェック
最初から長時間はやらないほうが、結果的に早いですよ。次に、これらの手順を詳しく解説します。
手順①:いまの位置を測る
まずは教科書の目次、学校の年間計画、模試の範囲表を見て「どこから分からないか」をざっくり把握します。細かく正確にやるより、まず地図を描くイメージです。
例えば数学なら「二次関数が怪しい」くらいの粗さでOK。英語なら「文法が抜けてる」「長文が読めない」など、症状ベースで始めてもいいです。
この段階で大事なのは、できない自分を責めないこと。遅れは現実としてあるだけで、人格の問題じゃないです。ここで心が折れると、学習の再開が遅れます。
手順②:戻る単元を絞る
全部の穴を埋めようとしないでください。以下のように「ポイントになるところ」から実施します。
- 英語:文法の基礎(時制・助動詞・準動詞など)と単語
- 数学:計算と関数の土台
- 国語:現代文の読み方(接続語、指示語、要旨)
- 理社:頻出分野から
上記のように、今のあなたにとって効率の良い戻り方を選びましょう。
ここで迷うなら、定期テストの範囲、模試の出題割合、学校の進度を頼りに決めると良いです。「全部」より「今月ここまで」が大事です。
手順③:短時間で回す
おすすめは「25分→5分休憩」のような短いサイクルで実施することです。疲れている時期ほど、短時間で終わる設計が大切。
終わったら小さく丸をつけて、達成感を積み上げます。特に「最初の1週間は量より継続」を推奨します。量は後から増やせますが、継続がゼロだと学力は積み上がりません。
手順④:定着チェック
インプットだけだと伸びにくいので、問題演習を少しだけ行います。大事なのは、難問を解くことより「同じミスを減らす」こと。
間違えた問題は「原因メモ(計算ミス/語彙不足/公式を忘れた/問題文を読み違えた等)」を残すと、次に同じところでミスりにくくなります。
「学校に戻る/戻らない」と学習は分けて考える
勉強を始めると、「これで学校に行けるかな」と考えてしまう子が多いです。でも、ここは一旦切り分けてOKです。学習は学習として進める。
学校に戻るかどうかは、体調・環境・サポート状況を見ながら決めれば大丈夫です。学習が少し進むと自己肯定感が戻り、結果として登校の選択肢が増えることもありますよ。
不登校の勉強方法と習慣化

不登校の勉強方法で一番効くのは、「気合い」より仕組みです。やる気がある日に頑張るより、やる気がない日でも少し進む形を作るほうが安定します。ここ、地味だけど超重要なんですよ。
勉強って「始めるまで」が一番重いので、「開始のハードル」を最優先で下げることがおすすめです。
机に座るだけ、1問だけ、動画を3分だけからでOK
上記を続けるうちに、自然と量は増えていくでしょう。
不登校の子が勉強を続けられないとき、よくある原因は「完璧主義」です。最初から1日3時間、毎日全部の教科、のような計画を立てると、1回崩れた瞬間に自己嫌悪が爆発して、やめたくなります。
そのため、最初は「週3回」「1回15分」「英語だけ」でも全然OKにします。続く設計に勝る学習法はないです。
また、昼夜逆転があると、集中力が上がらず自己嫌悪になりやすいため注意が必要です。いきなり直すのが難しい場合は、起床時間を10分ずつ早める、朝に光を浴びる、寝る前のスマホ時間を少し短くする、など小さく調整します。
ここで「朝起きろ!」と気合いで直そうとすると失敗しやすいので、小さな調整が望ましいです。。
もし眠れない・不安が強い・体調不良が続くなら、医療機関を含めて相談してください。健康面の改善が最優先のこともあります。最終的な判断は専門家に相談してください。
家で勉強が進まないときの環境づくり
家は安心な反面、誘惑も多いです。そのため「勉強の場所」を固定するのがおすすめです。机がつらいならリビングでもOK。大事なのはいつも同じ場所で始めることです。
スマホは別の部屋、通知はオフ、タイマーを置く、ここまでやると劇的に楽になります。
家族にお願いできるなら、「成果を評価しない」「見守り役に徹する」が基本です。「今日どれだけやったの?」より「座れたのすごいね」のほうが、習慣化は進みます。
さらに、習慣化で大事なポイントは、止まらないことではなく止まった後に戻れることです。そのため「止まったら、次の日は5分だけやる」という復帰ルールを推奨しています。
人は一度ゼロになると再開が重くなるので、5分でも途切れなかったことにする。これ、かなり効きますよ。
オンライン学習アプリとYouTube
学校に行けない期間の学び直しは、オンライン学習アプリやYouTubeがかなり頼りになります。ポイントは「見るだけ」で終わらせず、確認テストや問題演習をセットにすることです。
動画は分かりやすくて気持ちがラクなんですが、見るだけだとできた気になってしまうことがあります。そのため、動画を使うときほど「1問でいいから解く」を必ずセットにしましょう。
動画→例題→自力で1問の3点セットにすると、理解が定着しやすくなります。自力で1問が解けると、勉強が「怖い」から「やれそう」に変わっていきますよ。
- 同じ解説を何度でも見直せる
- 得意・苦手に合わせて戻れる
- 人と会わずに始められる
オンライン学習は、範囲を広く取りすぎると挫折しやすいため注意が必要です。例えば英語なら「不定詞だけ」「関係代名詞だけ」、数学なら「二次関数の最大最小だけ」みたいに、単元を細かく切って達成しやすくしましょう。
ただし、YouTubeは便利ですが、学校の進度や入試傾向とズレることもあるため注意が必要です。「教科書の章立て」と照らし合わせて、今の自分に必要な動画を選びます。
学校配布プリントがあるなら、それが最優先。教材選びで迷うなら、先生や塾に「今の目的に合うか」を聞くのが早いです。
不登校の時期は波があります。やる気ゼロの日に問題集を開くのはハードです。そういう日は「動画を5分だけ」「単語アプリだけ」「解説を聞くだけ」でOKにして、学習の糸を切らないことが大事です。
ゼロの日を作らない、というより、ゼロにしない工夫をするイメージを持ちましょう。
不登校の高校生が勉強に追いつくなら個別指導塾がおすすめ

独学だけで追いつくのが難しいと感じたら、早めに「伴走者」をつけることをおすすめします。特に、不登校の高校生は学力だけでなく不安やブランクの影響も大きいので、柔軟に対応できる個別指導と相性の良いことが多いです。
不登校の高校生の塾選び
不登校の高校生が塾を選ぶときは、合格実績だけ見ても噛み合わないことがあります。見るべきは、通いやすさと戻り学習とコミュニケーションの安全です。ここ、ちょっとややこしいけど超大事です。
なぜなら「成績を上げる以前に、続けられるか」が勝負だからです
- 学年をさかのぼれる
- 予定変更に柔軟
- メンタル面の配慮がある
また、よくあるのが「塾のペースが速くて追いつけない」「欠席した回のフォローがなくて罪悪感が増える」「教室がうるさくて疲れる」「先生との距離感が合わない」などです。
これって学力の問題というより、環境との相性です。だから体験の時点で、教室の雰囲気、先生の話し方、振替のしやすさを見てください。
体験・面談で確認したい質問は、以下の通りです。
- 欠席が続いた単元から戻る設計ができるか
- 直前キャンセルや振替のルールはどうか
- 担当が固定か、相性変更が可能か
- 受験だけでなく進路相談もできるか
塾選びは「学力」より「続けやすさ」を優先していい
「有名塾じゃないとダメ?」と迷う人もいますが、不登校の時期は特に、続けやすさが最優先です。週1回でも続けば、学習は積み上がります。
逆に週3回でも潰れてしまうならゼロです。そのため「週1回から始めて、体調が安定したら増やす」のような設計をすすめています。
目安として、最初の1か月は「塾に慣れる」「学習のリズムを作る」が目的でもOKです。点数アップはその次で大丈夫です。
合わない塾で消耗するより、合う環境に移ったほうが回復も早いです。塾との関係が難しくなったときの判断軸も知っておくと安心です。(内部リンク:不登校で塾をやめるか迷うときの判断基準)
オンライン個別指導と家庭教師

対面がしんどい時期は、オンライン個別指導や家庭教師が適している場合もあります。移動がないだけで、心理的な負担がかなり下がります。ここ、体感的にすごく大きいですよ。
学校や教室に行くのがつらい時期でも「家なら話せる」「画面越しなら大丈夫」という子は多いです。
オンライン個別指導が向いている子どものケースは、以下の通りです。
- 外出が負担で、まずは家で学習を再開したい
- 人目が気になって集団がつらい
- 夜の時間帯など、柔軟なスケジュールが必要
オンラインは便利ですが、環境が整っていないと集中できません。そのため、授業前に「机の上を片付ける」「イヤホンを使う」「通信環境を確認する」「授業後に5分だけ復習する」をセットにする方法がおすすめです。
特に最後の5分復習が特に効果的です。授業でやったことを1行でまとめるだけでも、定着が変わるでしょう。
一方で、家庭教師が向くケースの子どももいます。家での学習が一番落ち着くなら家庭教師も選択肢です。ただし自宅に人が来ることがストレスになる子もいるので、本人の感覚を優先してください。
オンライン家庭教師という形もあるので、「人は必要だけど来られるのは嫌」という場合はその方法も選べます。
「相性問題」を軽く見ない
個別指導や家庭教師は、相性が成否を分けます。合わない先生だと、学力以前に「授業が怖い」になってしまうこともあるからです。
そのため、相性変更ができるか、体験があるか、担当が固定か、ここは必ず確認しておきたいところです。安心して話せる先生が見つかると、勉強は驚くほど進みます。
保護者が関与しすぎると本人が疲れることがあるため、注意が必要です。おすすめは「最初の5分だけ同席して要望を伝える」「最後に今日の到達点だけ共有する」くらい。本人が安心できる距離感を優先してください。
不登校専門の個別指導塾という選択肢
不登校専門の個別指導塾の強みは、勉強だけでなく「学び直し方」まで理解していることです。学び直しは、学力の問題というより、再起動の設計が難しいんですよね。
普通の学習は「できる前提」で進みますが、不登校の学び直しは「止まる前提」で設計したほうがうまくいきやすいです。
不登校専門塾で期待できることは、以下の4つです。
- 戻り学習の設計
- 学習習慣の伴走
- 不安の扱い方
- 進路の選択肢整理
どこでつまずいたかの棚卸しを一緒にやり、週単位の学習計画に落とし込み、毎回の授業で「できた」を積み上げてくれる
相談ベースで進めてくれる塾だと、無理な圧がかからず続きやすいです。学習計画は「理想」ではなく「現実」で作るのがコツだと思っています。体調が波打つなら、波に合わせて計画も動かせばいいのです。
不登校専門塾の「よくある支援の形」
不登校専門塾は、学力を上げるだけでなく、親子の不安を整理する役割も担いやすいです。
- 学校との連携(出席扱いの可能性の相談など)に関する助言
- 通信制高校や高卒認定に向けた選択肢整理
- 学習状況の見える化(何ができて何ができないか)
不登校の学び直しは「本人の努力」だけに寄せないほうが進みます。仕組みと環境で、努力の量を減らしながら前に進めるほうが続きやすいでしょう。
一般的な個別指導と不登校専門の違いを整理すると、選びやすくなります。
| 支援の軸 | 一般的な個別指導 | 不登校専門の個別指導 |
|---|---|---|
| 学習設計 | 学校進度に合わせやすい | 戻り学習から組み直しやすい |
| メンタル配慮 | 教室ごとに差がある | 不安やブランク前提で設計 |
| 通い方 | 通塾中心が多い | オンライン併用など柔軟 |
| 進路支援 | 受験中心になりがち | 通信制・高認なども含め整理 |
不登校が長引くほど、情報格差がじわっと効いてきます。学校の制度、進級の条件、通信制の仕組み、受験のスケジュールなど、親御さんだけで調べるのは本当に大変です。
そのため、早めに第三者を入れて整理するのはアリだと思っています。不登校の入口の段階で、親がどう支えればいいか悩んでいる場合は、早めの対応も参考になります。
主な不登校専門の個別指導塾を、以下に2つ紹介します。
| 名称 | 概要 |
|---|---|
| キズキ教育塾 | 不登校・高校中退などに対応する完全1対1の担任制。110分授業で、通塾・オンラインを自由に選択可能。学び直しと進路支援を一体化し、大学受験・定時制・通信制進学まで幅広く対応。 |
| ティントル | 不登校専門のオンライン個別指導。30分単位で授業を設計でき、録画による復習機能も備える。講師と専任サポートチームが連携し、学習支援とメンタルケアを両立する仕組み。 |
(内部リンク:不登校になりかけの高校生に親ができるサポート)
高卒認定試験で大学進学の道

高校に通うこと自体がつらい場合でも、進路が閉ざされるわけではありません。高卒認定試験(高等学校卒業程度認定試験)を通して、大学や専門学校の受験資格を得るルートもあります。
「高校を続けるのが難しい=将来が終わり」ではない、というのは本当に伝えたいところです。ここ、救いになりますよね。
高卒認定は「逃げ」ではなく、学び直しを前に進めるための通過点になりえます。学校という環境が合わないなら、別ルートで学びを評価してもらうのは合理的です。
ただし、合格後の進路(大学受験・専門学校・就職など)をどうするかで、必要な勉強量が変わります。そのため、高卒認定を考えるときは「その先に何をしたいか」もセットで整理します。
高卒認定は自宅学習で進めやすい反面、自己管理が必要です。ここが得意な子はスイスイ進みますが、苦手な子は「計画を立てても続かない」で詰まりやすいです。
もしも独学が不安なら、個別指導塾やオンライン個別指導で伴走してもらうと安定します。無理に一人で抱え込まないほうがいいですよ。
通信制高校との比較
高校卒業資格を取りたいなら通信制高校の編入・転籍が合うこともあります。どちらが良いかは、本人の体調、学習ペース、将来の希望で変わります。
「卒業資格が必要か」「学校という枠が合うか」「学習のサポートが必要か」を軸に比較するのがおすすめです。焦って決めず、選択肢を並べて比較しましょう。
選び方の目安として、学校という所属が安心になるなら通信制高校、試験で区切って前に進みたいなら高卒認定、という考え方もあります。どちらが正解というより、あなたにとって続けやすい形が正解です。
そして進路の話は、本人が弱っているときほど重く感じます。だからこそ、家族としては結論を急がず「候補を並べる」「情報を整理する」「期限があるものだけ決める」という段階を踏むのがいいです。
ここまでできると、本人の不安はかなり軽くなりますよ。
不登校の高校生が勉強に追いつくまとめ
不登校の高校生が勉強に追いつくには、まず現状整理をして「戻る範囲」と「優先順位」を決めることがスタートです。ここを決めるだけで、学習が「漠然と怖いもの」から「やることが見えるもの」に変わります。
オンライン学習アプリやYouTubeで学び直しを始めるのも良いですし、生活リズムが乱れているなら、学習より先に小さく整えるのも正解です。
そして、独学がきついと感じたら、私は個別指導塾をおすすめします。特に不登校専門の個別指導塾は、学力だけでなく不安やブランクも前提にして伴走してくれるので、学力と気持ちの両方が立て直しやすいです。
塾選びは、実績よりも「続けやすさ」を優先して大丈夫。あなたが安心して学べる場所が見つかれば、勉強はちゃんと進みます。
いま動ける範囲で、いちばん負担が小さい一歩からで大丈夫です。あなたのペースで、追いつける形を一緒に作っていきましょう。

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