子どもが突然「学校に行きたくない」と言い出して、理由を聞いても「わからない」って返ってくる。ここ、気になりますよね。
いじめもなさそう、友達関係も大きな問題が見えない、勉強についていけない感じでもないのに……となると、親としては不安が一気に増えます。
不登校の理由がわからない状態には、体調不良や起立性調節障害みたいな体の問題、発達障害・発達特性、HSCのような繊細さ、ストレスの積み重ね、そして中学生・小学生それぞれの環境変化が絡んでいることが多いです。
甘えなのか親のせいなのか、と自分を責めたくなる気持ちも出てきますよね。
この記事では、原因が見えないときの整理のしかたと、いじめがなくても起こる不登校の背景、家庭でできる対処法、そして相談先まで、あなたが今日から動ける形にしてまとめます。
- 不登校の理由がわからない時に起こりやすい背景
- 子どもが理由を言えない心理と関わり方
- 親のせい・甘えに見える不安のほどき方
- 家庭での対処法と相談先の選び方
不登校の理由がわからないと悩む親へ

「理由がわからない」状態は、親のせいでも子どもの甘えでもなく、言葉になっていない困りごとが隠れていることが多いです。この章では、よくある不安の正体と、原因が見えにくいケースの考え方を整理します。
不登校の理由がわからない時の親の不安
親がしんどいのは、「原因がわからない=対処が決められない」からなんですよね。いじめなら学校に相談、体調なら病院、勉強なら学習支援…みたいに道筋が立つ。
でも理由が見えないと、どこに向かえばいいかがわからなくて、頭の中がずっと検索モードになります。
ここで一つだけ、安心してほしいのは、不安そのものは親として自然ってことです。親は子どもの安全と将来を守りたいから、原因が見えないと危険を感じる。
だから「早く理由を出して、早く手を打たなきゃ」って焦るんです。でも、焦りが強くなるほど、会話が詰問っぽくなり、子どもはますます黙る…この悪循環が起きやすい。
親の不安って、よく見ると「この先どうなるかわからない」に集約されがちです。たとえば、欠席が増えることで成績が落ちるのでは、内申は、進学は、友達関係は、将来は…と、未来の心配が連鎖します。
さらに、周囲の目(親戚、近所、学校)も気になって「うちの育て方が…」と自責が混ざると、心が休まらないんですよね。
- 「いつまで続く?」という期限の不安
- 「将来どうなる?」という進路の不安
- 「うちだけ?」という孤立の不安
- 「親のせい?」という自責の不安
不安は悪者じゃなくて、行動のためのサインです。順番にほどくと、次の一手が見えやすくなります。
そこで、よくおすすめするのは、いきなり原因究明をしないで「今日の安全」を固めることです。具体的には、睡眠・食事・水分・体温、そして安心して過ごせる空気。これって地味だけど、子どもの回復に直結します。
親の不安も、「今はこの土台を整える期間」と腹をくくると少し軽くなります。
それから、親の不安は子どもに伝染します。だから親が吐き出す場所を作るのも大事です。学校に相談するのもそうだし、自治体の教育相談に親だけで行くのもOKです。
家の中だけで抱えるほど、心が狭くなって判断が極端になるので、意識的に外に出していきましょう。
不登校の原因が見えないケース

原因が見えないケースは、実は珍しくありません。本人も「理由がわからない」というより、理由が一つにまとまっていないことが多いです。小さな出来事が積み重なって、心のエネルギーが切れてしまうタイプですね。
親から見ると「昨日まで普通だったのに」と感じやすいけど、本人の中では前からじわじわ削られていた、みたいなことが本当に多いです。
クラスの空気に合わない、授業でちょっと恥をかいた、部活のプレッシャー、先生の言い方が刺さった、家でも気を張っていた
こういうのが単体では弱く見えても、合算すると限界を超えます。さらに、思春期の時期は心も体も揺れやすいので、普段なら流せることが流せなくなる瞬間があるんですよね。
だから親が「大事件があったはず」と思い込むと、かえってズレます。原因が見えないときは、出来事よりも反応(朝の腹痛、涙、イライラ、無気力、睡眠の乱れ)を手がかりにするのが現実的です。
反応は嘘をつかないので、まずはそこから「負荷の場所」を特定します。
学校側が把握する要因も、実は曖昧が多い
不登校の要因って、学校が把握する統計でも「無気力・不安」など、はっきり言語化しにくい項目が大きな比率を占めます。これは「本人にも説明が難しい状態」が多いことの裏付けにもなります。
親が「理由を言えないのはおかしい」と思う必要はなくて、むしろ自然な反応だと考えた方が前に進みます。
一次情報としては、文部科学省が毎年公表している不登校等の調査結果が参考になります。
統計の設問や分類の考え方も含めて確認したい場合は、文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を見ておくと、全体像がつかみやすいです。
- 「何があった?」より「どこが一番しんどい?」
- 「学校全体」より「場面(朝・教室・給食・体育など)」
- 「心の問題」だけでなく「体のサイン」も同時に見る
原因が見えないと、親は「スマホが原因?」「ゲームのせい?」と、目に見えるものに原因を置きたくなります。もちろん生活リズムに影響することはあるけど、それが根っことは限りません。
根っこは「しんどさから逃げるための避難」で、スマホは避難先になっているだけ、というケースも多いです。だから、取り上げて解決しようとすると、避難先を奪われて余計に悪化することがあるため要注意です。
子ども本人が理由を言えない訳
子どもが理由を言えないのは、大きく分けると「整理できない」「言語化できない」「言いたくない」「疲れ切っている」のどれか(または複数)です。
特に思春期は、自分の感情を外に出すのが難しくなります。あなたが「話してほしい」と思えば思うほど、子どもは「言えない自分」を責めて黙る…ってことも起きます。ここ、親子ともに苦しいんですよね。
本人が整理できないときは、言葉にする前に「何が起きているか」が自分でもつかめていません。ストレスが積み重なると、頭の中は霧みたいになります。
学校のどこが嫌かも、誰が嫌かも、何が怖いのかも、ぼんやりしていて言いにくい。「わからない」は、サボりじゃなくて、混乱のサインだったりします。
小学生はもちろん、中学生でも「気持ちを言葉にする力」はまだ伸び途中です。特に緊張しやすい子、繊細な子、言葉にするのが苦手な子は、言いたいことがあっても文章にならない。
だから「理由は?」と聞かれると、最短の答えとして「わからない」を出します。ここは親が責めるところじゃなくて、支えるところです。
言いたくない:親を守る・自分を守る
言いたくない理由として、親に心配をかけたくない、怒られたくない、恥ずかしい、学校に知られたくない、誰かに迷惑がかかる…など、いろんな理由があります。
いじめやからかい、失敗体験、先生への不信感などは、言うのが怖いテーマになりがち。
親としては「言ってくれたら助けられるのに」と思うけど、子どもからしたら「言ったらもっと大変になるかも」と感じていることがあります。
疲れ切っている:話すエネルギーがない
一番見落とされやすいのがこれです。限界まで頑張ってから崩れる子ほど、もう説明する力が残っていません。話すこと自体が負担で、質問されるだけで涙が出ることもあります。そういうときは、会話より休息が優先です。
- 今は理由がまとまらなくても大丈夫だよ
- 言える範囲でいいし、言えないならそれでもいい
- 学校のことじゃなくても、体の調子だけ教えて
「話しても安全だ」と感じると、子どもは少しずつ言葉を出しやすくなります。
ここでおすすめなのは、質問の形を変えることです。「なんで行けないの?」は答えづらいけど、「学校のどの時間が一番しんどい?」「朝がしんどい?教室がしんどい?」みたいに、選びやすい問いにすると少し動きます。
さらに、「0〜10で今のしんどさどれくらい?」みたいな数値化も、言葉が苦手な子には助けになります。
あと、直接聞くより、並んで歩きながら、車の中、料理しながら、みたいな「横並び」の場面のほうが話しやすい子も多いです。正面でガッツリ向き合うと、面接みたいになって詰まります。場づくり、けっこう効きますよ。
中学生に多い不登校の特徴

中学生は、対人関係の密度が一気に上がって、勉強や部活、進路の話も現実味を帯びます。だから「友達関係は問題なさそう」に見えても、本人の中では気を遣い続けて疲れていることがあります。
特に、グループが固定化してくる時期は「外れたら終わり」みたいな恐怖が強くなり、無理して合わせて消耗していく子もい多いでしょう。
小学生の頃は先生が間に入ってくれたり、トラブルがあってもリセットしやすい。でも中学は、本人同士で解決しろ、空気読め、みたいな圧が強くなりがちです。
さらに、定期テストで評価が見える化されるので、完璧主義の子や自信が揺らぎやすい子は「失敗が怖い」と感じやすい。ここに部活の上下関係や顧問の指導スタイルが合わない、などが重なると、一気にしんどくなります。
また、起立性調節障害(OD)などの体調面が絡むと、「本人も説明できない不調」として出やすいです。朝だけ極端に動けない、頭痛や腹痛が繰り返す、休日は少し元気…などは、体の問題と心のストレスの両方を疑っていいサインです。
親としては「休みの日は動けるのに?」って思うけど、これ、体内リズムや緊張負荷の違いで起きることがあるんですよね。
- 朝だけ症状が強く、午後になると少し動ける
- 日曜の夜から不安が高まり、月曜が特に重い
- LINEやSNSの通知で情緒が乱れやすい
- 部活のある日だけ極端に嫌がる
中学生はプライドも育つので、いきなりフル登校を目指すと折れやすいです。別室登校、保健室登校、午前だけ、週1だけ、オンラインで課題だけ…みたいに、小さな段階を作ると成功体験が積めるでしょう。
学校との調整は親が先に相談して、子どもに「選べる形」で提案するのがやりやすいかなと思います。
中学生の整理を深くやりたい場合は、サイト内の「中学生の不登校の理由がわからない時の整理と支援策」で詳しく解説しています。
小学生の不登校で考えたい点
小学生は、気持ちを言葉にする力がまだ発展途上なので、「わからない」が出やすいです。さらに、学校の刺激が強すぎたり、環境変化(クラス替え、担任変更、学年の上がり目)で急にしんどくなることもあります。
親から見ると「些細なこと」に見えても、子どもにとっては世界がひっくり返るくらい大事件、ということがあるんですよね。
小学生は、心の辛さが頭痛・腹痛・吐き気など体に出やすいです。学校に行く時間が近づくほどお腹が痛くなる、日曜の夜に泣く、朝だけ熱っぽい、みたいな形です。
ここで「仮病でしょ」と言われると、子どもはさらに追い詰められます。仮病かどうかを判断するより、まずは「つらいんだね」と受け止めるほうが回復は早いです。
また、HSC気質や繊細さがある子は、教室のざわざわ、チャイム、匂い、密度の高い人間関係だけで、エネルギーが削られていきます。本人も「うるさいのが苦手」と言えないことが多いので、理由が見えにくい。
こういう子は、学校以外の場所(図書室、別室、少人数)だと落ち着くことがあります。
家庭での対応は「規律」より「回復」を優先
家で安心できると回復が進む一方で、生活リズムの乱れやゲーム・スマホが増えると、朝が余計に辛くなることもあります。ここは「取り上げる」より、まずは回復の土台(睡眠・食事・安心)を作る方が結果的に早いです。
いきなり制限すると、親子バトルが増えて家庭が安全基地じゃなくなります。
- 無理やり引っ張って登校させる
- 兄弟や友達と比べて叱る
- 泣くこと・怖がることを否定する
短期的に動いても、長期ではしんどさが残りやすいです。小学生の勉強の悩みが絡む場合は、「不登校の小学生が勉強しない理由と対策」も役立つでしょう。
不登校の理由がわからない時の対応

原因がはっきりしなくても、家庭でできることはたくさんあります。この章では、親がやりがちなNGを避けつつ、子どもが回復しやすい空気を作る具体策と、相談先の使い方をまとめます。
不登校は親のせいか悩む時
「親のせいかも」と思う気持ちは自然です。むしろ、そう思えるのは子どもを大事にしている証拠でもあります。
でも、不登校は学校・本人の特性・体調・家庭環境などが絡むことが多く、親だけで説明できないケースがほとんどです。だから、ここで大事なのは「責任の確定」じゃなくて、回復に効く行動を増やすことなんですよね。
親が自分を責め続けると、子どもに向けるエネルギーが枯れます。親が泣いている、落ち込んでいる、イライラしている、という状態が続くと、子どもは「自分のせいで親が壊れていく」と感じて罪悪感が増えます。
子どもは罪悪感が増えると、さらに動けなくなる。これ、よく起きる悪循環です。
ただし、親の関わり方が「回復のしやすさ」に影響するのは事実。ここは責任追及じゃなくて、改善できるところを淡々と整えるのが現実的です。
たとえば、毎朝の詰問、感情的な説教、兄弟比較が増えていないか。そこを減らすだけでも、子どもの安心度は変わります。
- 朝の「行ける?」をいったんやめる
- 叱る前に「しんどいよね」を一回挟む
- 家の中での役割は小さく(ゴミ捨て1回など)
- 親自身の休息を予定に入れる
親側のモヤモヤを整理したいときは、第三者に話すのが一番早いです。学校のカウンセラーでもいいし、自治体の教育相談でもいい。
親だけで抱えると、どうしても考えが極端になります。「休ませたらこのまま戻れないかも」みたいな恐怖ですね。そういうときほど、外の視点が効きます。
親側のモヤモヤを整理したいときは、「不登校の親の特徴を整理する完全ガイド」も参考になりますよ。
甘えではない不登校の実態

外から見ると「行けそうなのに行かない」に見える瞬間があるので、甘えと誤解されがちです。でも本人の中では、教室に入るだけで心拍が上がる、吐き気がする、涙が出るなど、意思の問題ではない反応が起きていることがあります。
ここ、親としても理解しにくいポイントなんですが、「やる気がない」のではなく「やる気を出す土台が崩れている」と考えると腑に落ちやすいです。
甘えに見える行動(昼夜逆転、ゲーム、部屋にこもる)も、実際は「現実から一時避難」になっているケースがあります。もちろん放置でOKという意味ではなく、回復の順番を間違えないことが大事です。
避難が必要なほど追い詰められているなら、まずは安心を作ってから、生活を整えていく。順番が逆だと、対立が増えて長引きます。
「叱って動く」は長期では逆効果になりやすい
叱られて一瞬動けても、それは恐怖で動いているだけなので、家が安全じゃなくなります。家が安全じゃないと、子どもは回復できません。回復しないと、また動けない。
結果、親の怒りが増える…というループになります。そのため、まず親が「安全基地の係」に徹するのをおすすめしています。
- 怠け者・情けないなど人格否定の言葉
- 無理やり登校させる、玄関で揉める
- 毎日いつ行くの?と詰める
短期的に動いても、反動で悪化しやすいです。まずは安心の土台から整えましょう。
「甘えかも」と迷ったときの見分け方
「本当にしんどいの?」「ただ逃げてるだけ?」って迷うのも、正直わかります。そんなときは、子どもが楽しそうに見える時間があっても、それだけで甘え判定しないのがコツです。
人はしんどくても、好きなことをしていると一時的に笑えます。逆に、好きなことすら楽しめない状態なら、かなり消耗しています。
どちらにしても、まずは体調と睡眠、表情、会話量など「回復指標」を見ていくと判断が落ち着きます。
いじめがなくても起こる不登校
いじめがないのに不登校、というのは普通にあります。むしろ「いじめがない=理由がない」ではなく、本人が感じるストレスが別の形で存在していることが多いです。
いじめは、わかりやすい原因だけど、学校のしんどさはそれだけじゃないんですよね。
クラスのノリが合わない、グループの空気がしんどい、先生の言い方が怖い、発表や当てられるのが苦痛、給食や着替えが苦手
こういう「小さく見える苦手」が積み重なると、行けなくなることがあります。本人にとっては毎日それが続くので、心が削られます。
特に繊細な子や、感覚過敏がある子は、教室の音・匂い・人の密度で疲れます。これって本人も説明しにくいし、周囲も気づきにくい。だから「理由がわからない」になりがちです。
ここは親が「そんな理由で?」と否定しないことがすごく大事で、否定された瞬間に子どもは「もう言うのやめよう」になります。
負荷の特定に使える質問を、以下に紹介します。
- 教室に入るのと、登校する道のり、どっちがきつい?
- 先生が変わったら少し楽になると思う?
- 授業の中で一番しんどい教科はある?
- 休み時間と授業中、どっちが緊張する?
親ができるのは、正解探しじゃなくて負荷の特定です。「教室」「友達」「先生」「授業」「行き帰り」「朝起きる」など、どこが一番しんどいかを一緒に見つける感覚でいきましょう。
負荷がわかったら、次は「減らす」。別室、保健室、短時間、オンライン、段階登校、席の配慮、宿題の量…できることは案外あります。
全部を一気に変える必要はなくて、1つでも軽くなると、子どもは回復に向きます。
不登校の対処法と相談先

原因がわからないときこそ、相談先をうまく使った方が早いです。学校のスクールカウンセラー、担任以外の先生、教育支援センター(教育相談)、民間のカウンセリング、医療機関など、選択肢は複数あります。
大事なのは「一発で当てる」じゃなくて、合う場所にたどり着くまで試していいってことです。
まず最初におすすめなのは、登校より回復に舵を切ることです。休む罪悪感が強い子ほど、安心できると回復が進みます。家庭を「安全基地」にしつつ、睡眠・食事・日中の過ごし方を少しずつ整えていきましょう。
ポイントは「管理」じゃなくて「設計」です。
朝は無理に起こさないけど、昼過ぎに起きられたら一緒に軽く食べる、夜は入浴で体温を上げて寝やすくする、日中に少し日光を浴びる
こういう小さな設計が、生活リズムの回復につながります。
朝の頭痛・腹痛、めまい、動悸、強い倦怠感などが続くなら、体の問題も疑って受診を検討していいです。起立性調節障害のように、本人の気合いではどうにもならないケースもあります。
ただし、症状の原因は一つに決め打ちできないことも多いので、医療と学校・家庭のサポートを並行で考えるのが現実的です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
相談先の使い分けを、以下にまとめているので、参考にしてみてください。
| 困りごと | 相談先 | 期待できること |
|---|---|---|
| 学校との調整 | 担任・学年主任・生徒指導 | 欠席の扱い、別室、段階登校 |
| 気持ちの整理 | スクールカウンセラー | 本人の言語化、親の関わり方 |
| 生活・進路 | 教育支援センター | 学びの場、支援制度の案内 |
| 強い体調不良 | 小児科・心療内科など | 検査、治療方針の相談 |
また、学校へは「理由がわからないのに相談していいのかな…」って遠慮する親が多いんですが、むしろ理由がわからない時こそ相談していいです。
相談の場では、原因を断定しなくて大丈夫なので、「朝は腹痛が出る」「日曜夜が不安定」「教室に入ると固まる」みたいに観察できる事実を持っていくと話が進みます。
また、子ども本人を連れていくのが難しいなら、親だけで先に相談してOKです。学校側と段階登校や別室利用の選択肢を作っておくと、子どもが「行けそうかも」と思った瞬間に動きやすくなります。
不登校の理由がわからない時のまとめ
不登校の理由がわからないときは、親として「何とかしなきゃ」と焦ります。でも多くの場合、理由は一つじゃなくて、本人も言語化できていないだけです。
だからこそ、原因探しで消耗するより、回復の土台づくりから始めるのが近道になります。
まずは、理由を無理に聞き出さない・登校を強制しない・安心できる環境を作る。この3つを意識してみてください。これって「何もしない」じゃなくて、回復のための積極的な支援です。
子どもが安心できると、少しずつ表情が戻り、会話が増え、生活が整い、そこから初めて「何がしんどかったか」が見えてくることもあります。
そして、必要なら学校や支援機関、医療など第三者の力も借りてOKです。相談は「負け」じゃなくて、最短ルートの一つです。
親が相談して落ち着くだけでも、家庭の空気は変わって、子どもにとっての安心が増えますよ。
- 子どもに「今は休んでいいよ」と一言だけ伝える
- 朝の詰問をやめて、体調確認だけにする
- 親が相談先に1件だけ連絡してみる
不登校の理由がわからない状況でも、やれることは確実にあります。あなた一人で抱え込まず、今日できる一歩からで大丈夫ですよ。正確な情報は公式サイトをご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。

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