子どもが不登校で学校に行くのもしんどいのに、塾まで怖いと感じてしまうと「この先どうしたらいいんだろう…」と不安になりますよね。
頑張って塾だけにでも通うべきか、それとも家庭教師やオンライン個別指導、不登校専門塾、フリースクール、通信制高校サポート校など、いろいろな選択肢の中から何を選べばいいのか、迷っている保護者の方はとても多いです。
特に、不登校で塾が怖いと感じるお子さんの場合、「教室に入れるか心配」「塾の先生に不登校だと知られるのが怖い」「塾に行きたい気持ちはあるけど外に出るのが怖い」といった、いろいろな不安が重なりがちです。
塾が怖い子ども向けの不登校専門コースや、不登校向けオンライン塾があることは知っているけれど、本当に安心して任せていいのかも気になりますよね。
そこでこの記事では、不登校で塾も怖いと感じる背景を整理しつつ、不登校でも塾には行きたい子どもの気持ちにどう寄り添うか、不登校でも行ける塾のメリット・デメリット、不登校専門塾やオンライン個別指導などの活用方法を解説します。
読み終わるころには、「今のあなたのお子さんにとって、どんな学び方が一番負担が少なく、安心して続けられそうか」がかなりはっきり見えてくると思います。ここから、一緒に整理していきましょう。
- 不登校で塾も怖いと感じる子どもの心理と背景
- 小学生・中学生それぞれに合った塾や学び方の選び方
- 不登校でも行ける塾のメリット・デメリットと注意点
- オンラインの不登校専門個別指導塾を活かす具体的なステップ
不登校で塾も怖いと感じる背景とは

まずは、「なぜ不登校になると塾まで怖く感じてしまうのか」を整理しておきましょう。ここが見えてくると、「無理やり塾に行かせる」ではなく、「怖さを下げながら学びに繋ぐ」ための具体的な作戦が立てやすくなります。
日本全体で見ても、不登校の子どもは年々増えていて、文部科学省の調査でも小・中学校の不登校児童生徒数が過去最多を更新し続けていることが報告されています。
これは、決してあなたの家庭だけの問題ではなく、今の社会全体の課題でもあるということです。
ここでは、小学生・中学生それぞれの状況、人見知りや対人不安、昼間に動きやすい子の生活リズムなど、いくつかの角度から見ていきますね。
不登校で塾にも行けない子どもの不安
不登校で塾にも行けない状態になっているとき、多くの子どもは「怠けている」わけではなく、心と体のエネルギーがかなり消耗している状態です。
学校に行けなくなった時期のことを思い出すだけでもしんどくなるため、「新しい場所に行く」「初めての先生に会う」といったことが、一気にハードルの高い行動になってしまうんですね。
実際に子どもたちと話していると、「塾に行くくらいなら、家で何もしていないほうがまだマシ」「行ったあとにまた行けなくなったら、親をがっかりさせてしまいそうで怖い」といった声もよく耳にします。
親から見ると「一度体験だけでも行ってみたら?」と言いたくなりますが、本人の中では「体験すらこわい」というほどの緊張が生まれていることも多いです。
よくある不安としては、次のようなものがあります。
- 塾でもまた怒られたり、責められたりするのではないか
- 勉強が分からなすぎて、先生や周りに「できない子」と思われそう
- 不登校だと知られたら、変な目で見られそうで怖い
- 教室に入れなかったらどうしよう、途中で帰りたくなったらどうしよう
- 久しぶりに制服やかばんを持って外に出ること自体がこわい
ここで大切なのは、これらの不安は「わがまま」ではなく、これまでの経験から身についた防衛反応だということです。
学校で傷ついた経験がある子ほど、「また同じことが起こるくらいなら、最初から行かないほうが安全」と感じてしまいます。頭の中では「勉強しなきゃ」と分かっていても、心と体はブレーキを踏んでいる状態ですね。
この段階の子には、「さあ塾に行こう」ではなく、「塾に行かない選択も含めて、一緒に考えよう」というスタンスがとても大事です。
親が「何が何でも塾へ」という雰囲気を出してしまうと、子どもは「行けなかったときに責められそう」と感じて、ますます動けなくなります。
外に出ること自体が怖い子には、まずオンライン個別指導や家庭教師など、よりハードルの低い選択肢から始めるほうが、結果的に学びが続きやすいことが多いです。
例えば、以下のステップを踏むと、「塾=怖い場所」ではなく「意外と大丈夫な場所かも」と感じやすくなるでしょう。
- 最初は顔出しなし・音声なしで、画面越しに先生の声だけ聞く
- チャットでのやりとりからスタートし、慣れてきたら音声通話を足していく
- 授業時間もいきなり60分ではなく、20〜30分から始めてみる
ここまで読んで「うちの子もまさにこのパターンだ…」と思ったあなたの直感は、かなり当たっていると思いますよ。
不登校で塾も怖い小学生が抱える壁

小学生の不登校で塾も怖いと感じている子は、「勉強そのもの」よりも「人と関わること」「初めての場所」に対する怖さが強いことが多いです。
教室に入れなかった経験があったり、クラスでからかわれた経験があったりすると、「塾も同じような場所に見えてしまう」んですね。
小学生の場合、発達の段階的にも、言葉で不安をうまく説明できない子が多いです。「塾いや」「行かない」のひと言の裏に、次のような感情が隠れていることもよくあります。
- 知らない大人に会うのが怖い
- 同年代の子どもがたくさんいる場所が怖い
- うるさい教室やにぎやかな雰囲気が苦手
- トイレに立つ、帰るタイミングが分からない不安
- 「またからかわれたらどうしよう」という記憶のフラッシュバック
大人からすると「大したことない」と思えるような出来事でも、小学生の世界ではかなり大きなショックになることがあります。
授業中に答えを間違えて笑われた経験、忘れ物を叱られた経験、友達とのちょっとしたトラブルなど…。
そうした記憶が「教室」や「勉強の場」と結びついてしまうと、新しい塾も同じ危険な場所に見えてしまうんです。
このタイプの子には、マンツーマンで静かに学べるオンライン個別指導や、不登校専門塾の少人数クラスが相性のいいことが多いです。
- 月に1〜2回の短い授業からスタートする
- 最初の数回は「勉強半分・雑談半分」で慣れていく
- 保護者が横で一緒にプリントを見てあげる
上記のスタイルでで、「知らない場所」「知らない人」の要素を少しずつ減らしてあげるイメージです。
小学生の不登校と学び直しについては、同じサイト内で小学生向けの居場所やフリースクールを詳しく解説しているページも参考になると思いますので、必要であれば「小学生の不登校による将来への不安を減らす学び直しと居場所の作り方」もあわせて読んでみてください。
小学生期は「勉強そのもの」よりも「安心できる場所づくり」が何よりの土台になるので、焦りすぎず、一緒にペースを整えていきましょう。
不登校でも塾には行きたい中学生のつまずき
中学生になると、「不登校でも塾には行きたい」と口では言うのに、いざ入会となると足が止まってしまう…というケースが増えます。これは、「受験や成績への不安」と「人間関係や外出への怖さ」がぶつかり合っている状態だと考えてください。
中学生の不登校で多いのは、次のようなつまずきです。
- 内申点や高校受験が心配で、勉強しなきゃとは思っている
- でも、塾の集団授業で周りと比べられるのが怖い
- 「全然分からないところから聞いたらバカにされそう」と感じてしまう
- 久しぶりに同年代の子どもたちの中に入るのがこわい
- 「途中でしんどくなったらどうしよう」と考えすぎて動けなくなる
思春期の中学生は、「自分だけできない」「自分だけ浮いている」という感覚にとても敏感です。教室での経験がつらかった子ほど、「塾でもまた同じことが起きるかも」と想像してしまい、結果として一歩を踏み出せなくなります。
この状態の中学生には、完全個別指導の不登校専門塾やオンライン個別指導が役立ちます。
自分のペースで基礎からやり直せて、カメラオフや音声だけで授業に参加できるなど、学校よりも柔らかい形で「勉強との再会」ができるからです。
「勉強の遅れ」と「進路不安」を切り分けて考える
中学生の保護者の方は、「このままでは高校に行けないのでは」と焦る気持ちが強くなりがちですが、進路の選択肢は想像以上に多いです。
全日制高校だけでなく、定時制・通信制高校、サポート校、高認(高卒認定試験)など、子どものペースに合わせたルートもたくさんあります。
「勉強しないままで将来が不安」という気持ちを持っている子については、進路全体を整理する視点も一度持っておくと安心できるでしょう。
勉強の遅れや将来の不安を広い視点から見直したいときは、当サイトの「不登校で勉強しない子どもの将来が不安な親へ」も参考になるはずです。
大事なのは、「高校に受かるために今すぐフルスロットルで勉強する」のではなく、「今のエネルギー量に合わせて、少しずつ勉強と関わり直す」ことです。
その意味で、オンラインの不登校専門塾は「体力がまだ戻っていないけど、何かしたい」という中学生にとって、ちょうどいいスタートラインになりやすいですよ。
塾での人見知りで起こる学習不安

もともと人見知りが強い子や、対人不安のある子にとって、塾は「学ぶ場所」というより「知らない人がいる場所」として認識されやすいです。この場合、「塾での人見知り」が学習不安をさらに大きくしてしまうことがあります。
たとえば、次のような状態です。
- 知らない先生に話しかけるのが怖くて、質問できない
- 分からないところを聞けず、置いていかれた気持ちになる
- 自分の番が来るのを待っている間にドキドキして疲れてしまう
- グループワークやペア学習で何を話せばいいか分からない
こうした子には、「人見知りだからダメ」ではなく、「人見知りだからこそ、安心できる相手と一対一で関われる場をつくる」という発想が大事になります。
人見知りは性格の一部であって、悪いものではありません。大事なのは、その性格に合った環境を整えてあげることです。
オンラインの不登校専門個別指導塾であれば、同じ講師が継続して担当してくれることも多く、「一人の大人との信頼関係」をじっくり育てていけます。画面越しなので、対面より緊張が少なく、チャットからスタートすることも可能です。
講師も不登校の悩みを抱えている子どもへの対応を心得ているので、人見知りの子でも少しずつ心を開きやすくなるでしょう。
- 1〜2回目は「雑談+簡単な問題」だけにして、授業らしさを抑える
- 子どもが話しやすい話題(ゲーム・アニメ・趣味など)から入ってもらう
- 「分からなかったらスルーしてOK」「答えはあとで送るね」といった声かけをしてもらう
人見知りが強い子の場合、「入会の前に、まず雑談だけの顔合わせを一回挟んでもらう」「初回は親も画面の端にいる」など、人との距離を細かく調整できる塾かどうかもチェックしておきたいポイントです。
「ここまでしてもらっていいのかな…」と思うかもしれませんが、人見知りの子にとってはその一工夫が大きな安心材料になりますよ。
主な不登校専門の個別指導塾を、以下に2つ紹介します。
| 名称 | 概要 |
|---|---|
| キズキ教育塾 | 不登校・高校中退などに対応する完全1対1の担任制。110分授業で、通塾・オンラインを自由に選択可能。学び直しと進路支援を一体化し、大学受験・定時制・通信制進学まで幅広く対応。 |
| ティントル | 不登校専門のオンライン個別指導。30分単位で授業を設計でき、録画による復習機能も備える。講師と専任サポートチームが連携し、学習支援とメンタルケアを両立する仕組み。 |
不登校のため昼間に塾に通う選択肢
不登校の子どもの中には、「夜に外出するのはしんどいけれど、昼間なら動ける」という子も少なくありません。
ところが、一般的な塾は夕方から夜がメインの時間帯なので、「行ける時間帯と塾の時間割が合わない」というミスマッチが起きがちです。
そこで検討したいのが、昼間に塾に通う選択肢です。具体的には、次のようなスタイルがあります。
| スタイル | 特徴 |
|---|---|
| 昼間開校の不登校専門塾 | 学校に行っていない時間帯を前提にした時間割で、少人数・個別の静かな環境が多い |
| フリースクール併設塾 | 午前〜午後にかけて通え、学びと居場所づくりを同時に進められる |
| オンライン個別指導 | 昼間の好きな時間帯に自宅から受講でき、体調に合わせて柔軟に調整しやすい |
昼間の時間帯に動ける子の場合、朝はゆっくり休んで、昼過ぎから少しずつ活動するリズムになっていることが多いです。
そのリズムを「悪いもの」と決めつけるのではなく、今の生活リズムに合った学び方を探すという視点で塾を選んでいくと、うまくいきやすくなります。
- 週1回、昼過ぎから30分だけオンライン個別指導を入れてみる
- フリースクールの「居場所」と「学習サポート」をセットで利用してみる
- 調子が良い日は昼間の自習スペースだけ利用し、授業はオンラインで受ける
不登校でつらい気持ちと向き合いながら通塾スタイルを見直したい方は、支援策をまとめた「不登校でつらい気持ちを軽くする家庭と学校の支援策」もあわせてチェックしてみてください。
子どもの調子が比較的良い時間帯を「学びやすい時間」として活かしていくイメージで考えると、少し気持ちが軽くなるかもしれません。
不登で塾も怖い子どもの不安を減らす学び方

ここからは、「不登で塾も怖い」と感じているお子さんの不安を少しずつ減らしながら、どう学びに繋いでいくかを具体的に考えていきます。
ポイントは、「学校に戻すための塾」ではなく、「今の子どもの安心を守りながら、一緒に学び方を探す場」として塾をとらえ直すことです。
そのために、「学校に行かないで塾を選ぶ意味」「不登校でも行ける塾のメリットとデメリット」「塾選びのチェックポイント」「最終的な結論としてオンラインの不登校専門個別指導塾をどう活かすか」という流れで整理していきますね。
学校に行かないで塾を選ぶ理由
「学校に行かないのに、塾だけ行くなんておかしいのでは?」と感じる保護者の方も少なくありません。でも、実際の現場では、学校に行かないで塾を選ぶことは決して珍しいことではなく、むしろ有効な選択肢のひとつです。
まずはじめに、学校と塾では「役割」が違うことを理解しましょう。
| 環境 | 役割 |
|---|---|
| 学校 | 「勉強」「友人関係」「行事」「部活動」など、子どもの生活のほとんどを担う場 |
| 塾 | 「学習支援」や「進路サポート」に特化した場 |
そのため、塾には以下のような特徴があります。
- 学校のクラスメイトとは切り離されて学べる
- 先生との距離が学校より近く、相談しやすい
- 小さな教室・オンライン空間など、規模の小ささが安心につながる
「学校はまだしんどいけれど、塾ならなんとか」という子が出てくるのは、この役割の違いが大きいです。
さらに、不登校になると、「勉強=学校」というイメージが強くて、「学校に行けない=勉強もできない」と感じてしまいがちです。
そこで塾をうまく活用できると、「学校には行けていないけれど、勉強は別の場所で続けている」という新しいパターンをつくることができます。
これは子どもにとっても、「全部ダメ」ではなく「できていることもある」と感じられる大事な支えになります。
特にオンラインの不登校専門個別指導塾であれば、自宅という一番安心できる場所から、負担の少ない形で学びを再開することができます。
「学校にはまだ行けないけれど、勉強はゆっくりでも進めたい」という子にとって、ちょうどいい「中間地点」になってくれるんですね。
ただし、学校を休んでいる状態で塾にだけ行く場合、学校側との連携が必要になることもあります。
出席扱いの制度や、成績評価との関係などは学校ごとに異なるため、正確な情報は必ず学校や公式サイトで確認し、最終的な判断は学校の先生や専門家に相談しながら進めてください。
また、不登校や問題行動の実態については、文部科学省が毎年「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を公表しており、不登校が全国的な課題であることが示されています。
不登校でも行ける塾のメリットを整理する

では、不登校でも行ける塾にはどんなメリットがあるのでしょうか。ここでは、特に不登校専門塾やオンライン個別指導塾を前提に、メリットを整理してみましょう。
不登校専門塾の多くは、学習だけでなく、生活リズムや睡眠、気持ちの落ち込みなどにも目を向けてくれます。保護者向けの面談や相談会がセットになっている塾もあり、家庭だけで抱え込まなくていいという安心感も生まれます。
「通えるかどうか不安…」という気持ちと、「でも勉強はしたい」という思いの両方に寄り添えるように、理解を深めましょう。
安心できるペースで学び直せる
不登校の子どもにとって、「自分のペースで学べること」は何より大切です。完全マンツーマンの個別指導や、不登校専門カリキュラムがある塾なら、前学年の内容からやり直したり、調子の良い日は先に進んだりと、ペースを柔軟に調整できます。
学校の授業はどうしても「クラス全体のペース」が基準になるので、「今はエネルギーが少ないから、今日はこの単元のここだけ」という細かい調整は難しいですよね。
一方で、不登校でも行ける個別指導塾なら、以下のように柔軟に対応してくれます。
- その日の体調や気分に合わせて、難易度や量を調節してもらえる
- 途中でしんどくなったら、雑談や振り返りに切り替えてもらえる
- 「今日はここまでできた」を一緒に確認しながら進めてもらえる
これは、不登校の子が「勉強こわい」の殻を少しずつ破っていくうえで、とても大きなメリットです。
成功体験を積みやすい
学校で「できない自分」を何度も感じてきた子ほど、小さな成功体験の積み重ねが必要です。
不登校でも行ける塾では、「今日は10分集中できた」「この問題が解けた」といった小さな一歩を、一緒に喜べる指導が意識されているところが多いです。これが自己肯定感の回復につながります。
- 最初は計算ドリルのごく簡単な問題から始めて、「できた感」を増やす
- 子どもが得意な教科・単元からあえてスタートして、「自分にもできる」が実感できるようにする
- 授業の最後に「今日できたこと」を一緒に言語化してもらう
上記のような積み重ねは、一見地味ですが、数か月たつと表情や口ぐせが変わってくることも少なくありません。
「どうせ自分なんて」だった子が、「ここまではできるかもしれない」と少しずつ言葉を変えていくようになるでしょう。
不登校でも行ける塾のデメリットを理解する

メリットがある一方で、不登校でも行ける塾にもデメリットや注意点はあります。ここをきちんと理解しておくと、「入ってみたけれど合わなかった」というミスマッチを減らせます。
「良いところ」だけでなく、「気をつけたいところ」も一緒に見ておきましょう。
費用負担がかかる
個別指導や不登校専門塾は、どうしても一般的な集団塾より費用が高くなりがちであるため、家庭の負担とのバランスを必ず確認しましょう。
以下に、一般的な費用の目安を紹介します。
| タイプ | 費用の目安イメージ |
|---|---|
| 一般的な集団塾 | 月数千円〜1万円台など、学年や地域により幅がある |
| 個別指導塾 | 月1〜3万円程度が一つの目安になることも多い |
| 不登校専門・オンライン個別 | サポート内容によっては、さらに上乗せになるケースもある |
ここでの金額はあくまで「こういうケースもある」という一般的なイメージであり、実際の料金は各塾の公式ページや資料で必ず確認してくださいね。
相性が合わない可能性もある
どんなに評判の良い塾でも、お子さんとの相性が合うかどうかは別の話です。講師との相性、教室の雰囲気、オンラインのツールの使いやすさなど、実際に体験してみないと分からない部分も多いです。
そのため、以下のような準備や工夫をする必要があります。
- 必ず体験授業や面談を受けてから入会を決める
- 「合わなければ変更OK」と最初から子どもに伝えておく
- 講師変更の希望を出しやすい塾かどうか確認しておく
相性が合わないときに「せっかく入ったのに」と無理に続けさせてしまうと、塾そのものが嫌いになってしまうリスクもあるため、慎重に進めましょう。
塾に頼りすぎてしまうリスク
もうひとつの注意点は、「塾に行けば全部解決するはず」と期待しすぎてしまうことです。塾はあくまでサポート役であり、家庭での安心感づくりや、学校・支援機関との連携も同じくらい大事です。
特に健康面やメンタルの状態については、必要に応じて医療機関やカウンセラーなどの専門家とも連携しながら進めていきましょう。
費用や支援内容、通塾頻度の適切さについては、お子さんの状態や家庭の状況によって最適解が大きく変わります。ここでお伝えしているのは、あくまで一般的な目安。
正確な情報は各塾や学校、行政の公式サイトで必ず確認し、契約や進路に関する最終的な判断は、学校の先生、支援機関、医療・心理の専門家とも相談しながら決めていくことをおすすめします。
不登校の塾選びのポイントを解説

ここまでを踏まえて、不登校の塾選びで特に大事だと感じているポイントを整理しておきます。
「どこがいいんだろう…」と検索を繰り返していると、だんだん分からなくなってきますよね。一度、視点をシンプルに戻してチェックしてみましょう。
① 子どもの「しんどさの種類」を見極める
まずは、「何が一番つらいのか」を親子でゆっくり整理してみてください。人間関係がしんどいのか、勉強についていけない不安が大きいのか、朝起きるのがつらいのか…。
しんどさの種類によって、以下のように選ぶべき塾や通い方が変わります。
| つらいこと | 選択肢 |
|---|---|
| 対人関係がしんどい | オンライン個別指導や少人数・個別塾を優先 |
| 勉強の遅れがしんどい | 基礎からやり直せる個別指導型をチェック |
| 生活リズムが乱れている | 昼間受講やスケジュール調整に柔軟な塾を候補にする |
メモ帳などに「今つらいこと」「できていること」「本当はこうなりたい」を書き出してみると、意外と整理が進みますよ。
② 不登校に理解のある塾かどうか
不登校専門塾や、不登校の生徒を受け入れてきた実績のある塾は、休みがちになる前提でカリキュラムや連絡体制を整えていることが多いです。ホームページの記載や面談で、以下の内容を確認しましょう。
- 不登校の生徒の在籍数や事例を具体的に話してくれるか
- 欠席・振替への対応が柔軟かどうか
- 保護者との面談や相談の機会がきちんと用意されているか
「不登校でも大丈夫です」とだけ書いてあっても、実際の対応が追いついていないケースもあります。具体的なエピソードを交えて話してくれるかどうかは、一つの目安になるかなと思います。
③ オンラインか通塾かを柔軟に組み合わせる
「最初はオンライン、慣れてきたら教室にも行ってみる」「普段はオンラインで、調子のいい日は特別授業に参加する」といったように、オンラインと通塾を組み合わせられる塾も増えています。
怖さが強いうちは、オンライン専門の不登校個別指導塾から始めるのも良い選択です。
オンラインだけにするか、通塾も視野に入れるかは、「子どもが今どこまでなら頑張れそうか」で決めるのがポイントです。
「周りが通塾だからうちも…」ではなく、「うちの子のエネルギー残量に合っているか?」という視点で考えてみてくださいね。
④ 子ども本人の感触を一番大事にする
最後に何より大事なのは、親の希望よりも子ども本人が「ここなら大丈夫そう」と感じられるかどうかです。体験授業が終わったあと、「どうだった?」と聞いたときに、表情やひと言の重さから、かなりヒントが得られると思います。
不登校でも行ける塾はたくさんありますが、「うちの子にとっての正解」は一つではありません。
迷ったときは、学校や支援センター、不登校専門塾など複数の専門家の意見を聞きながら、「今の子どもにとって一番負担の少ない一歩」を一緒に探していきましょう。
「完璧な塾」よりも「今の子にとってちょうどいい塾」を見つけられれば、それが一番の正解です。
不登校で塾も怖い不安を和らげる結論
最後に、不登校で塾も怖いと感じているお子さんと保護者の方に、一番お伝えしたい結論をまとめます。
今の状態で大切なのは、「学校に戻すために無理やり塾に行かせること」ではなく、子どもが安心できる形で、少しずつ学びとのつながりを取り戻していくことです。
その意味で、外出や人間関係への怖さが強いお子さんには、オンラインで受けられる不登校専門の個別指導塾がとても心強い選択肢になるでしょう。
お子さんに合ったやり方を少しずつ試していけば大丈夫です。焦らず、一緒に「今できる一歩」から始めていきましょう。あなたとお子さんのペースで進んでいけば、ちゃんと道は見えてきますよ。
主な不登校専門の個別指導塾を、以下に2つ紹介します。

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