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高校中退から専門学校へ進む方法|進学ルートや学校選びのコツを解説

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高校を中退してしまうと、これから先の進路が一気に見えにくくなりますよね。

高校中退から専門学校へ行く方法はあるのか、専門学校の入学条件はどうなっているのか、高卒認定で専門学校に進学できるのか、通信制高校卒業後に専門学校へ進むルートはあるのか、ここはかなり気になるところです。

さらに、専門学校の学費平均や奨学金、夜間専門学校に通えるか、卒業後の就職率や資格取得率まで考え始めると、情報が多くて混乱しやすいかなと思います。

この記事では、あなたが今の状況から無理なく次の一歩を決められるように、高校中退後の進学ルートとお金の準備、学校選びの考え方まで整理していきます

  • 高校中退から専門学校へ進むための現実的なルート
  • 高卒認定や通信制高校、高等専修学校の違い
  • 専門学校の学費や奨学金、支援制度の考え方
  • 後悔しにくい学校選びと進学前の確認ポイント
目次

高校中退から専門学校へ進学する方法

高校中退 専門学校

ここでは、まず高校中退から専門学校へ進むための全体像を整理します。結論からいうと、一般的な専門学校にそのまま入れるケースは多くありません。ただし、進学ルートはいくつかあります。

自分に合う方法を選べば、十分に進学は目指せますよ。大切なのは、今の状況を責めることではなく、これから使える選択肢を順番に見ていくことです。

高校中退から専門学校へ行く方法

高校中退から専門学校を目指すとき、最初に整理しておきたいのは、いきなり専門学校に出願できる人と、先に受験資格を整える必要がある人がいるという点です。

ここを曖昧にしたまま動くと、「オープンキャンパスに行ったのに出願条件を満たしていなかった」「願書の時期になって必要書類が足りないと気づいた」というズレが起きやすいです。ここ、かなり大事ですよ。

基本の考え方としては、一般的な専門学校の専門課程に進むには、高校卒業またはそれに準ずる資格が求められることが多いです。

つまり、高校を中退した事実そのものが問題なのではなく、そのあとにどうやって受験資格を作るかがポイントになります。ここが見えると、気持ちも少し落ち着きやすいかなと思います。

進み方としては、主に以下の3つの方法があります。

3つの方法
  1. 通信制高校や定時制高校に入り直して高校卒業資格を取得する方法…これは時間はある程度かかりますが、卒業資格そのものが手に入る
  2. 高卒認定を取得して専門学校の受験資格を得る方法…通学の負担を抑えつつ比較的早く受験資格を整えたい人に向いている
  3. 高等専修学校や専門学校の高等課程を活用し、専門分野を学びながら次の進路につなげる方法

どの方法がベストかは、学力だけで決まりません。今の体調、生活リズム、家計、住んでいる場所、家族の理解、通学への抵抗感など、かなり現実的な条件で決まります。

たとえば、毎日の通学がまだしんどい人に全日制へ戻る前提で話を進めても続きにくいですし、反対に家での自己管理が苦手な人が完全独学で高卒認定を目指すと途中で止まることもあります

高校中退から専門学校へ行く方法を選ぶ基準を、以下に紹介します。

  • 毎日の通学に無理がないか
  • 学習ペースを自分で管理できるか
  • 卒業資格と受験資格のどちらを優先したいか
  • 家計的に続けやすいか
  • その先に行きたい専門分野がはっきりしているか

私は、進学ルートを考えるときに「早く決める」よりも「途中で折れにくいか」で見てほしいと思っています。進路は、正しい道を一発で当てるゲームではありません。

今のあなたが動ける範囲で、ひとつずつ条件を整えていけば大丈夫です。焦らず、でも先延ばしにしすぎず、まずは自分が使えるルートを知ることから始めていきましょう。

高卒認定で専門学校に進学する方法

高校中退 専門学校2

高卒認定は、高校卒業そのものではありませんが、大学、短大、専門学校などの受験資格につながる制度です。

高校を中退したあとに「学校へ通い直すのは負担が大きい」「なるべく早く受験資格だけは整えたい」と考える人にとって、かなり現実的な選択肢になります。

実際、高校へ戻ることと高卒認定のどちらが合うかは、人によってかなり違います。

高卒認定の強みは、通学を前提にしなくても進路を前へ動かせることです。生活リズムの立て直しをしながら勉強できる人、アルバイトや家庭の事情で毎日学校へ通うのが難しい人には使いやすい制度です。

一方で、高卒認定はあくまで受験資格を得るための仕組みなので、取っただけでそのまま進学が決まるわけではありません。取得後には、専門学校選び、出願準備、面接対策、お金の準備まで続きます。ここをセットで考えるのが大事です。

特に注意したいのは、勉強の進め方です。高卒認定は自学中心になりやすいため、「今日は何をやるか」「苦手科目をどう埋めるか」「過去問をいつから使うか」を自分で組み立てる必要があります。

最初はやる気があっても、数週間たつとペースが崩れやすいので、独学に不安がある人は、塾、通信教材、学習支援サービスなどを併用したほうが安定しやすいです。

なお、文部科学省は高等学校卒業程度認定試験について、合格すると大学・短大・専門学校の受験資格が得られることを案内しています。制度の詳細は、必ず公式情報で確認してください。(出典:文部科学省「高等学校卒業程度認定試験」

高卒認定が向いている人

高卒認定が向いているのは、できるだけ早く進路を立て直したい人、自宅中心の学習のほうが落ち着いて進められる人、年齢や事情の関係で高校へ戻ることに抵抗がある人です。

逆に、学習管理を完全に自分ひとりでやるのが苦手な人は、勉強の伴走をつける前提で考えたほうが失敗しにくいです。

高卒認定で専門学校進学を目指すときの流れ
  1. 受験資格と受験科目を確認する
  2. 学習計画を立てる
  3. 志望する専門学校の出願条件を確認する
  4. 取得後すぐ動けるよう願書や面接準備を進める
  5. 奨学金や学費の準備を並行して行う

「高卒認定だけで本当に大丈夫かな」と不安になる人は多いです。でも、制度の役割を正しく理解して、進学までの流れをセットで組めば十分使えるルートです。無理に背伸びせず、続けやすい方法で一歩ずつ進めていきましょう

高等専修学校で専門学校へ進む道

高等専修学校は、中学校卒業者を対象とした専修学校の高等課程です。一般的な専門学校の専門課程とは別の仕組みですが、職業や資格に近い学びを早めに始められるという意味では、高校中退後の進路として相性がいい場合があります。

特に、「普通科目だけを学び直すのはしんどいけれど、興味のある分野なら頑張れそう」という人には、現実的な候補になります。

たとえば・・・

美容、調理、ファッション、福祉、情報、デザインなど、学校ごとに扱う分野はかなり違う。授業の形も、教科書中心の学校もあれば、実習や制作の比重が高い学校もある。

だからこそ、高等専修学校は「高卒の代わり」ではなく、学び直しと将来の職業イメージを同時に作る進路として見ると理解しやすいです。

高校中退後に高等専修学校が合いやすい人は、座学だけだとモチベーションが下がりやすい人、手を動かす学びのほうが入りやすい人、早い段階から職業分野を絞っていきたい人です。

逆に、まだやりたいことがまったく見えていない場合は、分野選択を急ぎすぎると後からミスマッチを感じることもあります。

そのため、学校説明会や体験授業で、授業内容だけでなく卒業後の進路まで確認しておくのがおすすめです。

また、高等専修学校は学校によって制度の違いがかなり大きいです。

卒業時にどのような資格や進学資格が得られるのか、大学入学資格付与指定校なのか、技能連携で高校卒業資格とつながる仕組みがあるのか、就職支援が強いのか、専門課程への内部進学があるのかなど、見ておくべき点は多いです。

同じ「高等専修学校」という名前でも中身はかなり違うので、名前だけで判断しないことが大切です。

高等専修学校で確認したい点

確認項目としては、まず卒業時に得られる資格や進学条件です。次に、提携先の高校や専門学校の有無、学科授業と実習のバランス、通学日数、サポート体制、欠席時のフォロー、就職支援、卒業後の主な進路などです。

保護者と一緒に見るなら、学費総額、追加費用、分納の可否、途中退学時の扱いまで確認しておくと安心です。

確認項目見ておきたい内容判断のポイント
学べる分野美容、調理、IT、福祉など興味だけでなく続けられそうか
卒業後の進路就職、専門課程進学、大学進学など希望の進路につながっているか
資格制度取得できる資格や受験資格卒業時点で何が得られるか
授業形式実習中心か、座学中心か自分の学びやすさに合うか
支援体制進路相談、生活支援、欠席対応つまずいたときに戻りやすいか

高等専修学校は、ハマる人にはかなり強い選択肢です。ただ、学校ごとの差が大きいからこそ、パンフレットの印象だけで決めず、実際の授業やサポートの中身まで見て決めてください

進路を狭める選択ではなく、むしろ広げるための進路として使えることも多いですよ。

通信制高校卒業後に専門学校へ進学

高校中退 専門学校3

通信制高校を卒業してから専門学校へ進学するルートは、高校中退後の学び直しとしてかなり選ばれやすい方法です。理由はシンプルで、高校卒業資格を取得しながら、生活を立て直しやすいからです。

全日制が合わなかった人にとって、まず毎日通うこと自体が大きな壁になっていることがありますよね。そういうとき、通学日数を抑えたり、自分のペースを作りやすかったりする通信制高校は、かなり現実的です。

通信制高校の基本は、レポート提出、スクーリング、試験です。毎日学校へ行く必要がないぶん自由度が高く、通院、アルバイト、家庭の事情、体調の波などに合わせやすいです。

一方で、自由度が高いということは、放っておくと後回しにもなりやすいということです。だから、通信制高校を選ぶときは「通いやすいか」だけでなく、「続ける仕組みがあるか」も見てほしいです。

専門学校進学を見据えるなら、進路指導の体制はかなり重要です。学校によっては、進学相談が手厚いところもあれば、卒業要件の管理が中心で進学支援はあっさりしているところもあります。

専門学校のオープンキャンパス参加を後押ししてくれるか、志望理由書や面接のサポートがあるか、指定校や提携の情報があるか、このあたりまで確認すると差が見えやすいです。

また、通信制高校から専門学校へ進む場合、単位の取り直しや卒業見込みの時期も大事です。中退した時期によっては、前籍校の単位がどこまで引き継げるかが変わることがあります

転入なのか編入なのか、いつ卒業見込みになるのかで、専門学校の受験時期にも影響が出ることがあります。ここを曖昧にすると、受験そのものはできても入学前に卒業が間に合わない、というズレが起きることもあるので注意です。

通信制高校から専門学校を目指すメリット

メリットとしては、高校卒業資格を取りながら進路準備ができること、生活リズムや体調に合わせて学びやすいこと、進学の相談を並行して進めやすいことが挙げられます。

加えて、全日制でつまずいた経験があっても、学びを止めずに再スタートしやすいのは大きいです。自分に合うペースを作れる人にとっては、かなり力を発揮しやすいルートです。

選ぶときのポイント
  • スクーリングの頻度と通学距離
  • レポート提出のサポート体制
  • 単位引き継ぎと卒業見込み時期
  • 専門学校進学への進路指導の手厚さ
  • 学費と追加費用の総額

    もし通信制高校を検討しているなら、「高校中退から通信制高校へ進学する方法」もあわせて読むと、転入と編入の違いや学校選びの考え方が整理しやすいです。

    通信制高校は、合う人には本当に強い選択肢です。だからこそ、「入れる学校」ではなく「卒業して次につながる学校」を基準に選んでいきましょう。

    専門学校入学条件と高校中退の関係

    専門学校に入りたいと思ったとき、多くの人が最初にぶつかるのが入学条件の壁です。ここは不安になりやすいところですが、必要以上に怖がらなくて大丈夫です。

    ポイントは、専門学校側が定める出願条件を満たしているかどうかです。ここを整理すると、やるべきことがかなり明確になります。

    一般的に、いわゆる専門学校と呼ばれる学校の多くは専修学校の専門課程にあたります。この専門課程では、高校卒業者や高卒認定合格者などを対象にしている学校が中心です。

    そのため、高校中退のままでそのまま出願できるケースは多くありません。ただし、学校によっては個別審査や別条件が用意されている場合もあるため、「中退だから無理」と決めつけるより、募集要項を一校ずつ確認したほうが確実です。

    出願時に必要になる書類も、意外と見落としやすいです。入学願書だけでなく、成績証明書、在籍証明書、卒業証明書、本人確認書類、写真、選考料の支払い証明などが求められることがあります。

    高校を中退してから時間がたっている場合、前籍校から書類を取り寄せるのに時間がかかることもあるでしょう。願書締切の直前になって慌てないよう、気になる学校が出てきた時点で必要書類は先に確認しておくのがおすすめです。

    入試方式も学校によってかなり違います。AO入試、推薦入試、一般入試、社会人入試などがあり、面接重視の学校もあれば、小論文、作文、適性検査、学科試験を行う学校もあります。

    特に高校中退を経験している人は、「退学理由をどう聞かれるのか」が気になりますよね。でも実際には、退学した事実よりも、その経験のあとにどう立て直してきたか、なぜ今その分野を学びたいのかが重視されやすいです。

    面接で意識したいこと

    面接では、退学理由を必要以上に美化したり、逆に全部を重く語りすぎたりしなくて大丈夫です。大切なのは、今の志望動機にちゃんとつながっていることです。

    たとえば、「一度つまずいたけれど、働く中でこの分野を学びたいと思った」「自分に合う学び方を見つけ直して進学を決めた」というように、これから先の話に重心を置けると伝わりやすいです。

    入学条件で確認しておきたいこと
    • 高卒資格または高卒認定が必要か
    • 個別審査や例外条件があるか
    • 必要書類の種類と取り寄せ期間
    • 面接、小論文、適性検査の有無
    • 出願時点で卒業見込みが必要か

    もし今まだ高校に在籍していて、転校や編入という選択肢も残っているなら、「不登校でも高校を転校する方法」も参考になります。

    専門学校進学だけに絞る前に、高校卒業資格を取りやすいルートも並べて比較してみると、あなたに合う進路が見えやすくなりますよ。

    高校中退から専門学校進学で知るべき情報

    高校中退 専門学校4

    次に、お金の準備や学校選びの考え方を見ていきます。進学できるかどうかだけでなく、入学後に続けられるか、卒業後につながるかまで見ておくことが大切です。

    ここを先に整理しておくと、焦って学校を決めて後悔するリスクを下げやすいです。特に、学費、奨学金、通学負担、就職実績は、入学前に思っている以上に差が出ます。

    高校中退でも利用できる専門学校奨学金

    高校中退だからといって、専門学校の奨学金が一律で使えないわけではありません。ここは誤解されやすいのですが、実際には高卒認定を取得して進学する場合でも、条件を満たせば奨学金や支援制度の対象になることがあります。

    大事なのは「高校中退かどうか」だけではなく、進学先の学校が対象か、本人の条件や家計条件を満たしているかです。

    まず押さえておきたいのは、日本学生支援機構の奨学金です。返済不要の給付型と、卒業後に返済していく貸与型があり、進学前の予約採用や進学後の在学採用など、申込のタイミングもいくつかあります。

    高卒認定を経由する場合でも、必要書類や手続きの条件を満たせば申し込める可能性があります。ただし、制度は年度によって細かな運用が変わることもあるため、必ず最新の要項を見てください。

    次に見ておきたいのが、授業料や入学金の減免と給付型奨学金がセットになる公的支援制度です。これは家計基準や対象校の条件があるので、志望校が対象機関かどうかの確認が必須です。

    さらに、学校独自の特待制度や学費減免制度、自治体や民間団体の奨学金が用意されている場合もあります。ここは学校ごとの差が大きいので、学校のサイトや募集要項の学費欄を細かく見ることが大切です。

    そして、奨学金を考えるときに忘れてほしくないのが、「借りられるか」より「返せるか」です。特に貸与型や教育ローンは、入学前にはありがたい制度に見えても、卒業後の返済が長く続くことがあります。

    就職後の収入見込み、ひとり暮らしの有無、資格取得までの追加費用なども含めて考えると、無理のないラインが見えやすくなります。

    奨学金選びで見ておきたい視点

    給付型なら返済不要ですが、家計や学修条件を確認する必要があります。貸与型なら月額や利率、返済開始時期を見ます。教育ローンなら保証人、金利、返済期間を確認

    学校独自の免除制度では、初年度だけの適用か、成績維持で継続できるのかまでチェックしたいです。このあたり、意外と見落としやすいですよ。

    制度の種類特徴向いているケース注意点
    給付型奨学金返済不要家計条件を満たしやすい場合対象校や条件の確認が必須
    貸与型奨学金卒業後に返済進学費用の不足を補いたい場合返済負担を長期で考える必要がある
    学校独自の特待制度入学金や授業料の免除がある成績や面接評価に自信がある場合継続条件があることも多い
    教育ローン進学時のまとまった資金に対応入学前の納入金が不足する場合金利と返済計画を要確認

    学費の準備は、気合いでどうにかするものではありません。制度を重ねて使えるか、入学前と入学後で必要なお金がどう違うか、返済が生活を圧迫しないかまで見ておくと、かなり安心して進学を決めやすくなります。

    正確な情報は各制度の公式サイトをご確認ください。最終的な判断は学校の奨学金担当や家計の状況を分かる人、必要に応じて専門家にも相談してください。

    専門学校の学費平均と費用の目安

    高校中退 専門学校5

    専門学校の学費を考えるとき、多くの人がまず知りたいのは「結局いくらかかるのか」だと思います。ここ、気になりますよね。ただ、専門学校の費用は学校名だけでは判断しにくく、分野による差がかなり大きいです。

    医療、理美容、調理、IT、デザイン、保育、福祉など、どの分野を学ぶかで教材費や実習費が大きく変わります。そのため、平均額だけを見て決めるのは少し危険です。

    一般的な目安としては、初年度納入金が100万円台前半から中盤になることが多いですが、これはあくまで大まかな感覚です。

    実習設備が充実している学校や、資格取得に必要な器具を個人購入する学校では、さらに上がることがあります。逆に、夜間部や一部の分野では、昼間部より費用を抑えやすいケースもあります。

    また、学費は「授業料」だけではありません。入学金、施設設備費、実習費、教材費、制服代、検定受験料、校外実習にかかる費用、交通費など、細かい出費が積み重なります

    とくに初年度は、入学前後にまとまったお金が必要になりやすいです。合格後すぐに入学金の納付期限が来る学校もあるため、受験前からお金の動きを把握しておくことが大切です。

    さらに、2年制以上の学校では、初年度だけでなく総額も見てください。初年度の見た目は安くても、2年目以降の実習費や必修資格の受験費が高いこともあります。

    逆に、初年度は高く見えても、道具代込みで後から大きな追加費用が出にくい学校もあります。そのため、学校比較をするときは「年間学費」だけでなく、卒業までの総額と、いつ支払うのかを確認するのがおすすめです。

    費用の見方で失敗しにくくなるポイント

    まず、入学金の納付期限を確認します。次に、授業料の分納可否、教材費の別途徴収、資格試験の受験料、校外実習費、通学交通費を見ます。

    そのうえで、奨学金や教育ローンが入金される時期と、最初に必要な費用のタイミングが合うかをチェックすると、資金繰りがかなり見えやすくなりますよ。

    費用項目主な内容見落としやすい点
    入学金合格後に必要な初期費用納付期限が早いことがある
    授業料毎年かかる基本費用前期後期の分納条件を確認
    施設設備費校舎や設備の利用費年度ごとに必要な場合がある
    実習費実技や現場実習に関する費用学科によって大きく差が出る
    教材費教科書、器具、制服など入学後に追加請求されることがある
    検定料資格試験や模試の受験料学費に含まれていない場合がある

    家計が厳しい場合は、安さだけで飛びつくより、続けやすさで見たほうが安全です。途中で支払いが苦しくなって通えなくなるのがいちばんつらいからです。

    最終的な判断は、学びたい内容と卒業後の見通しも含めて考えるのが大事です。

    夜間専門学校は高校中退でも通えるか

    夜間専門学校は、昼間に働きながら学びたい人、日中の活動に不安がある人、学費を少しでも抑えたい人にとって魅力的な選択肢です。

    高校中退後に「生活費も必要だけど進学もあきらめたくない」と感じている人にとって、かなり気になるルートだと思います。

    ただし、ここでまず押さえたいのは、夜間部だから高校中退のままで入れるとは限らないということです。多くの学校では、昼間部と同じように高校卒業または高卒認定などの条件を求めています。

    夜間部の魅力は、学びと仕事の両立がしやすいことです。昼間にアルバイトや仕事をしながら、夕方から夜に授業を受ける生活は、家計面の不安を減らしやすいです。

    また、年齢層が昼間部より広い傾向があり、一度進路を立て直した人や社会人経験のある人がいることで、雰囲気が合いやすい場合もあります。高校中退を経験したあとでも、周囲との差を感じにくいことがあるのは安心材料です。

    一方で、夜間部には独特のしんどさもあります。仕事終わりに授業を受けると、体力的にかなりきついです。実習や資格対策が加わると、平日の余白がほとんどなくなることもあります。

    通学時間が長いとさらに負担が増えるので、夜間専門学校を検討するなら、学費の安さだけでなく、学校までの移動時間、終了時刻、帰宅後の生活まで具体的に想像しておいたほうがいいです。

    また、夜間部だから就職支援が弱いとは限りませんが、サポートの受けやすさには差が出ることがあります。就職相談の窓口が昼間中心なのか、夜間の学生向けに面接対策や求人紹介がどの程度あるのかは確認しておきたいところです。

    昼間働いている人ほど、学校側の支援時間が合わないと動きにくくなるからです。

    夜間専門学校で確認しておきたいこと

    確認ポイントは、入学条件、授業時間、実習の実施時間、欠席時のフォロー、就職支援の時間帯、資格対策の体制、通学時間、学費総額です。

    とくに実習が昼間に入る学科もあるので、「夜間だから昼間は完全に空いている」と思い込まないほうが安全です。

    夜間専門学校でつまずきやすい点
    • 仕事と授業の両立で疲労が積み重なりやすい
    • 実習やイベントが昼間に入る場合がある
    • 帰宅時間が遅くなり生活リズムが崩れやすい
    • 欠席時のリカバリーが難しいことがある
    • 就職活動の時間を確保しにくい

    夜間部は、合う人にはかなり強い選択肢です。ただし、向いているのは「がんばれる人」ではなく、「生活全体を回せる人」です。体力、仕事、移動、勉強を無理なく回せるかまで見て決めると、後悔しにくくなりますよ。

    専門学校の就職率と資格取得率

    高校中退 専門学校6

    専門学校を選ぶとき、多くの人が「就職率が高いか」「資格が取れるか」を気にします。これはすごく自然なことですし、むしろしっかり見てほしいところです。

    ただし、数字だけをそのまま比べると誤解しやすいです。なぜなら、就職率も資格取得率も、学校によって出し方が違うことがあるからです。ここ、意外と盲点なんですよ。

    たとえば・・・

    就職率には「就職希望者のうち就職できた人の割合」と「卒業者全体のうち就職した人の割合」があり、前者は高く出やすく、後者は進学者や就職希望でない人も含まれるため見え方が変わる

    資格取得率も同じで、受験者の合格率なのか、在籍者全体に対する割合なのかで数字の重みが違います。だから、数字の大きさだけでなく、何を母数にした数字なのかを見ることが大事です。

    また、あなたにとって意味があるのは「その学校の全体就職率」だけではありません。もっと大事なのは、目指す分野や職種にちゃんとつながっているかです。

    具体的には、美容師を目指しているのに、学校全体の就職率だけ見ても判断しにくいですよね。美容分野の実績、国家資格合格の安定性、サロン就職の傾向、卒業後の働き方まで見て初めて意味が出てきます。

    IT、医療、福祉、保育、調理、観光、デザインなど、分野ごとに就職市場の性質はかなり違います。

    資格が必須の分野では、資格取得支援が弱い学校だと卒業後に苦戦しやすいですし、ポートフォリオが重要な分野では、作品制作や実務経験の機会が重要になります。

    つまり、就職率と資格取得率は見るべきですが、それだけで決めるのではなく、あなたが目指す働き方に必要な実績があるかで見たほうが失敗しにくいです。

    数字を見るときのコツ

    就職率では、母数、就職先の業界、正社員比率、離職率の傾向を確認します。そして、資格取得率では、対象資格名、受験資格の有無、補講や模試の体制、再受験支援の有無を見ます。

    さらに、企業実習やインターン、卒業生の進路例まで聞けると、その学校の実力がかなり見えやすくなるでしょう。

    就職率と資格取得率の見方
    • 数字の母数を確認する
    • 希望する職種への実績があるかを見る
    • 資格名と合格実績の継続性を見る
    • 就職先の中身や働き方まで確認する
    • サポート体制が卒業まで続くかを見る

    オープンキャンパスや個別相談では、「就職率は高いですか」だけでなく、「どんな会社や施設に進んでいるか」「資格対策は何年次から始まるか」「つまずいた人へのフォローはあるか」まで聞くと、かなり差が見えます。

    数字は参考資料として使い、最後は自分に合う学び方と卒業後の姿が想像できるかで判断していきましょう。

    高校中退から専門学校進学のまとめ

    高校中退から専門学校へ進む道は、決してひとつではありません。高卒認定を取って受験資格を作る方法もあれば、通信制高校で卒業資格を取り直す方法、高等専修学校で専門性を身につけながら進路を整える方法もあります。

    大切なのは、どれが世間的に正しいかではなく、今のあなたにとって続けやすく、将来につながるかです。ここを見失わないことが、進路選びではかなり大事です。

    また、進学を考えるときは、入れるかどうかだけでなく、入学後に続けられるか、卒業後に働けるかまで見ておく必要があります。

    進路を決めるとき、不安が強いと「早く答えを出さなきゃ」と思いやすいですよね。でも、焦って最短ルートに飛びつくより、無理のないルートを選んだほうが結果的にうまくいきやすいです。

    毎日通うのがまだしんどいなら通信制高校や高卒認定、専門分野への関心が強いなら高等専修学校、働きながら学びたいなら夜間部も含めて比較してみる。こうやって、今の自分に合う条件を言語化していくと、選択肢はかなり整理されます。

    進学は、受かることだけがゴールではありません。入学後に無理なく通え、卒業後に「この選択でよかった」と思えるかまで含めて考えることが、後悔しにくい選び方です。

    高校中退を経験したからこそ、自分に合う学び方を探し直す視点を持てることもあります。あなたに合うルートは、ちゃんとあります。ひとつずつ整理して、次の一歩を作っていきましょう。

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    この記事を書いた人

    私は作業療法士の資格を有して、10年以上が経過しています。作業療法士として、心理学を学んでおり、人の気持ちに寄り添いながら仕事をしています。その知識と経験から、不登校でお悩みの方に向けて少しでもお手伝いができればと思い、当サイトを立ち上げました。少しでも、不登校の子どもを持つ親御さんの不安が解消できれば幸いです。

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