小学生のお子さんが「担任の先生と合わない」と言い出して、不登校になってしまうと、親としては頭が真っ白になりますよね。
先生が怖い、怒鳴られる、理不尽に感じる…そんな話が出てくると、いじめや体罰の心配までよぎって、どう対応すればいいのか迷いがちです。
一方で、学校に相談してもいいのか、教育委員会に連絡すべきなのか、スクールカウンセラーは使えるのか、クラス替えや転校は現実的なのか、発達障害の可能性や相性の問題も含めて整理したくなると思います。ここ、気になりますよね。
この記事では、小学生の担任と合わないことで不登校になったときに、原因の見立て方から親の初期対応、相談先までをまとめつつ、子どもが正しく大人と触れ合う方法として不登校専門の個別指導塾をどう使うかまで、解説していきます。
- 担任と合わない不登校の主な原因
- 親が最初にやるべき初期対応
- 学校・外部機関への相談の進め方
- 不登校専門の個別指導塾の活用法
小学生で担任と合わないことで不登校になる原因

まずは「何がしんどいのか」を言語化して、子どもの負担を減らす順番を作ります。原因が見えてくると、学校に伝える内容も整理できて、動きやすくなりますよ。
先生が怖い・怒鳴る影響
小学生にとって担任の先生って、良くも悪くも「学校の空気そのもの」になりやすいんですよね。1日の大半を同じ教室で過ごして、生活面(提出物・持ち物・姿勢)も学習面(授業・宿題)も、ほとんど担任が仕切ります。
だから、先生の声の大きさや叱り方が合わないだけで、子どもにとって教室が「危険地帯」みたいになってしまうことがあります。
特に、怒鳴られる・みんなの前で叱られる・皮肉っぽく言われる・急に機嫌が変わる、みたいな関わりが続くと、子どもは常に緊張状態になりがちです。緊張が続くと、心の問題が「体」に出やすくなります。
朝になると腹痛や頭痛が出る、食欲が落ちる、学校の話題になると黙る、準備はするのに玄関で固まる、夜に泣く、夢に先生が出る…こういうサインが増えていきます。
親から見ると「甘えてるのかな?」と迷うかもしれませんが、子どもの中では割と本気で危険回避が起きていることも多いです。
そこで、親が最初にやりたいのは、先生を評価することよりも、子どもが何に反応しているかを具体化することです。
- いつ・どの場面で怖くなるか(朝の会、発表、帰りの会など)
- どんな言い方が刺さったか(言葉、声量、態度)
- その後、体や行動にどう出たか(腹痛、涙、固まる等)
この整理ができると、学校側への相談も「気持ち」だけではなく「場面」として共有できます。学校は具体的な場面があると動きやすいんですよ。
「帰りの会で全員の前で大声で叱られたあと、翌日から腹痛が出て登校を嫌がるようになった」みたいに繋げると、学校側も対応策(叱り方の工夫、別室対応、声かけ役の変更など)を検討しやすくなります
そして、ここは大事なんですが、親が学校に話を持ち込むときは戦いモードにならないほうが進みやすいです。もちろん納得いかない言動があるなら、毅然と伝えるのは必要です。
ただ、最初の一手は「子どもが安心して学べる条件を一緒に作りたい」というスタンスにすると、学校側も建設的に話をしやすいことが多いです。
なお、担任など「先生のこと(先生と合わなかった、先生が怖かった、体罰があったなど)」が不登校のきっかけとして挙がりやすいことは、公的な調査でも示されています。
必要なら、学校との面談で根拠として共有してもいいと思いますよ。(出典:文部科学省「不登校児童生徒の実態把握に関する調査報告書」)
担任との相性と発達特性

担任と合わない背景に、純粋な相性だけでなく、発達特性や繊細さが絡んでいることもあります。
たとえば、切り替えが苦手・音や光に敏感・曖昧な指示が苦手・予定変更が苦手・不安が強い・こだわりが強い、などがあると、先生の指導が平均的でも子ども側の負担が大きくなるケースがあるんです。
ここで大事なのは、「発達障害かどうか」を親が早い段階で断定しないことです。診断の有無は専門家が判断する領域ですし、そもそも診断がなくても困りごとは起きます。
そこで、いつも意識しているのは、診断名より困っている場面と必要な工夫です。これが見えると、学校でも家庭でも手を打てることが一気に増えます。
よくあるすれ違いのパターンは、以下の通りです。
- 先生:みんなと同じようにやってほしい → 子ども:同じがつらい、手順が追いつかない
- 先生:注意すれば直るはず → 子ども:注意されるほど固まり、頭が真っ白になる
- 先生:早くして → 子ども:焦ってミスが増え、さらに叱られる
このすれ違いって、先生が悪い・子どもが悪い、で片づけると詰みやすいです。ポイントは仕組みとして調整すること。
- 指示が一度に多いと崩れる子には「指示を一つずつ」「視覚的に」「確認の時間を取る」
- 音に敏感で集中が切れやすい子には「席の位置」「イヤーマフ等の検討(学校のルール範囲で)」「別室で落ち着く時間」
こういう小さい工夫の積み上げが、登校のハードルを下げます。担任の先生との相性問題を改善可能な形にするためには、以下の質問も有効です。
- 困るのは授業?休み時間?行事?(場面を分ける)
- 困り方は何?(音・速度・人前・曖昧さ・変化など)
- 楽な条件は?(少人数・個別・短時間・見通しがある等)
- 安心できる大人は誰?(担任以外も含める)
相性と特性が絡む場合は、「担任が変われば解決」だけで終わらないこともあります。次の環境でも困りごとが再現しないよう、困る場面と必要な配慮を一緒に整えていくのが近道です。
ここを整えずに環境だけ変えると、子どもは「またダメだった」と感じて自信を失いやすいので、焦らず設計していきましょう。
いじめを相談できない不安
担任と合わない問題は、クラスの人間関係とセットで起きやすいです。いじめや嫌がらせがあっても、担任に相談できない(あるいは相談したけど十分に動いてくれない)と、子どもは一気に孤立感を強めます。
ここがしんどいところで、「いじめがある」こと自体も辛いんですが、相談できる大人がいない状態が続くと、子どもは心の逃げ道を失ってしまうんですよね。
このタイプは、子どもが「本当の理由」を話したがらないことも多いです。話すことで状況が悪化するのが怖い、先生に知られるのが怖い、親が動いて大ごとになるのが怖い、クラスで気まずくなるのが怖い…複数の不安が重なります。
だから親が「何があったの?」と詰めるほど、子どもは守りに入って黙りやすいです。ここ、気になりますよね。でも焦りすぎは逆効果になりがちです。
いじめが疑われるときは、事実確認を急ぎすぎて子どもを追い詰めないでください。問い詰めるよりも、話したくなったときに話せる空気を作るほうが結果的に早いことが多いです。
親がやりやすい「聞き方」のコツ
よくおすすめするのは、いきなり核心に行かない聞き方です。子どもが話しやすいのは、YES/NOで答えられる質問や、選択肢のある質問だったりします。
- 休み時間と授業、どっちがしんどい?
- 教室と廊下、どっちが苦手?
- 困ったとき、先生より友達?それとも一人がいい?
- 今は、学校の中で安心できる場所ある?
そして大事なのは、子どもが言った内容を評価しないことです。「そんなことで?」とか「あなたにも原因が…」みたいなジャッジが入ると、次から話さなくなります。
代わりに「そっか、それはしんどいね」「そう感じるのは当然かも」と感情を受け止めると、情報が少しずつ出やすくなります。
親ができる現実的な動きとしては、「子どもの安全確保」と「学校への情報共有」を分けて考えるのがコツです。まずは休む・別室・送迎・保健室登校・短時間登校などで負荷を下げます。
次に、学校には具体的な場面(いつ、どこで、誰が、何を)を短く共有して、対応の選択肢を一緒に作っていきます。
ここで完璧な証拠をそろえる必要はありません。子どもの心身がしんどいのが事実なら、それ自体が支援の根拠になります。
もし学校が動きにくそうなら、スクールカウンセラーなど第三者を挟むのも手です。担任に直接言いづらいなら、学年主任や養護教諭など「担任以外」から入るのも全然ありですよ。
親の対応は共感が最優先

担任が原因で不登校になったとき、親が一番やりがちなのが「解決を急ぐ」ことです。もちろん気持ちはわかります。不登校って、生活が一気に不安定になりますし、勉強の遅れや将来も心配になりますよね。
でも、不登校の初期は、子どもにとって学校が危険地帯になっていることが多いので、まずは安心の回復が最優先です。
ここで効くのは、正論より共感です。「それくらい我慢して」「先生も大変」みたいな言葉は、子どもには「味方じゃない」に聞こえやすいです。親が悪気なく言っても、子どもは孤立として受け取ってしまうことがあります。
だから最初の数日は、とにかく安心を積むのが大事かなと思います。以下のような共感は甘やかしじゃなくて、状況把握のスタートです。
- つらかったね(感情の受け止め)
- どの場面が一番きつい?(具体化)
- 今は休みたい?少しだけなら行けそう?(選択肢)
親の声かけは、子どもにとって環境そのものです。たとえば、同じ「休んでいいよ」でも、「どうせ行けないんでしょ」みたいな空気が混ざると、子どもは罪悪感で苦しくなります。
逆に「休むのは悪いことじゃないよ。今は回復が仕事だよ」みたいに言われると、子どもはほっとして次の一歩を考えやすくなります。
そして、親が落ち着いていると子どもは「話してもいい」と感じやすくなり、親が焦ると子どもは「余計に心配かけたくない」と黙りがちになります。まずは家庭を安全地帯にして、次の一手を一緒に作るイメージでいきましょう。
そして、もう一つ強調したいのは、登校だけをゴールにしないことです。登校は手段であって、目的は子どもが安心して学び、生活できること。
だから「今日は玄関まで行けた」「先生の話題が出ても泣かなかった」「昼夜逆転が少し戻った」みたいな回復サインも、ちゃんと前進として扱ってOKです。小さい進歩を拾うほど、子どもは「自分はダメじゃない」と感じやすくなります。
家庭での記録と初期対応
学校に相談するときに効くのが「記録」です。記録って聞くと、ちょっと構えてしまうかもしれませんが、戦うためじゃなくて、状況を正確に共有するための道具です。
感情的な対立を避けて、建設的な話し合いに持っていきやすくなります。学校側も「いつ」「どんな状態で」「何が起きているか」が見えると、対応を組み立てやすいんですよね。
記録しておくと役立つ項目は、以下の通りです。
- 出来事の日付と時間帯
- 子どもの発言(できるだけそのまま)
- 体調や行動の変化(腹痛、寝つき、食欲など)
- 学校とのやり取り(電話、連絡帳、面談内容)
おすすめは、スマホのメモでOKなので続く形にすることです。完璧な文章はいりません。ポイントは「後から見返したときに状況が追える」こと。短くても、日付と出来事が揃っていると強いです。
学校に伝えるときの「整理シート」
学校に相談するとき、口頭だけだと緊張して抜けが出やすいので、簡単な整理シートを作っておくと安心です。以下みたいに「枠」を決めると、感情が揺れていても伝えやすくなります。
| 項目 | 書く内容の例 | 目的 |
|---|---|---|
| 困っている場面 | 朝の会、帰りの会、音読の時間 | 学校が対応点を絞れる |
| 子どもの反応 | 腹痛、涙、固まる、夜泣き | 負荷の大きさを共有できる |
| 家庭で試したこと | 短時間登校、送迎、休養 | 次の案を一緒に考えやすい |
| 希望する配慮 | 別室、声かけ役変更、段階登校 | 具体案として検討できる |
初期対応としては、登校の是非をすぐ決めるよりも、短いスパンで「負荷を下げる」「回復させる」「情報を集める」を回していくのが現実的です。
子どもは回復に波があるので、数日単位で様子を見て微調整するくらいがちょうどいいですよ。
小学生で担任と合わないことで不登校になる解決策

次は「誰に頼るか」と「どう環境を組み替えるか」です。担任との関係が詰まっているときほど、担任以外の大人を増やすのが効きます。
スクールカウンセラーに相談
担任と直接話すのが難しいとき、スクールカウンセラーは「学校の中の第三者」としてすごく頼りになります。子ども側の気持ちの整理にもなるし、保護者の相談窓口にもなります。
特に担任が原因っぽいときは、担任に直接言うほど関係が悪化しそうで怖いですよね。だからこそ、第三者を挟んで調整していく形が合うことが多いです。
うまく使うコツは、いきなり深い悩みを話させようとしないことです。「学校でしんどい場面を減らす作戦会議」くらいのライトなテーマでOKです。
子どもが話したくない日は、親だけが相談しても大丈夫。むしろ、親が先に状況を整理しておくと、子どもへの負担を減らしながら動けます。
スクールカウンセラーとの相談で話しやすいテーマは、以下を参考にしてみて下さい。
- 教室がつらいときの逃げ道(保健室、別室など)
- 先生との距離感(関わり方の調整)
- 登校するなら何分ならいけそうか(段階設計)
相談って、準備がゼロでも行けます。でも、以下の2つだけ決めておくと、話がまとまりやすいです。
- 今いちばん困っていること(例:朝に腹痛が出る、担任を見ると固まる)
- 当面の目標(例:別室で週1回だけ学校の空気に触れる)
学校によっては常駐ではなく、曜日が限られることもあります。予約方法や頻度は学校ごとに違うので、最新の案内は学校に確認してください。
また、必要に応じて医療機関など専門家とも連携しながら進めると安心です。あと、相談の中で「学校として何ができるか」を整理してもらうと、親が一人で背負いにくくなりますよ。
関連で、スクールカウンセラーの使い方をもう少し広く知りたい場合は、当サイトの「不登校の復帰で疲れた子のケアとスクールカウンセラー活用」も参考になります。
教育支援センター適応指導

学校がしんどい時期に「学びと居場所」をつなげる選択肢として、教育支援センター(適応指導教室)はかなり現実的です。
ここは学校の外なんだけど、教育委員会が関わっている公的な支援として位置づくことが多く、学校復帰だけじゃなく社会的な自立や回復のプロセスを支えてくれます。
少人数や個別の形で、学習・相談・体験活動などを組み合わせて進めるので、「教室の集団がしんどい」「担任がトリガーになっている」みたいな子には、負担が小さくなりやすいです。
さらに、決まった曜日に通うことで生活リズムを整えやすいのもメリット。家にずっといると昼夜逆転しやすいので、外に出る目的地があるのは大きいですよ。
教育支援センターの価値は、学校に戻すことだけじゃありません。外に出る練習、他者と関わる練習、安心できる大人に出会う経験、学習の遅れへの不安を減らす経験。こういう回復要素が詰まっています。
担任と合わないことで不登校になった子は「大人=怖い」になりやすいので、安心できる大人に会うだけでも回復が進むことがあります。
教育支援センターが合いやすい子の特徴は、以下の通りです。
- 集団の教室に戻る前に、段階がほしい
- 学校だと緊張が強く、体調が崩れやすい
- 家以外の居場所が必要
- 学習の遅れが不安で、手をつけられない
「学校に行けない=学びが止まる」が一番つらいポイントになりがちですが、学びの場は一つじゃありません。学校外の学びを上手に挟むと、心にも余白が戻りやすいですよ。
焦っていきなり教室復帰を狙うより、段階を作ったほうが結果的に早いことも多いです。
教育委員会と転校の手順
担任の言動が明らかに不適切に感じる、学校が動かない、家庭だけでは抱えきれない――こういう場合は、教育委員会など学校外の窓口も視野に入ります。
ここは「対立」ではなく「調整」のために使うイメージです。親としては気が重いかもしれませんが、子どもの安全と学びの環境を整えるために、外部の力を借りるのは当たり前の手段です。
相談を進める順番の目安を、以下に紹介します。
- 学校内(担任以外:学年主任、養護教諭、管理職)に相談
- スクールカウンセラーなど第三者を挟む
- 教育委員会の相談窓口に状況共有
この順番にしている理由はシンプルで、学校内で解決できるなら一番スムーズだからです。ただ、学校側が「担任の指導の問題」を認めづらい空気のときもあります。
そういうときこそ、第三者(カウンセラーなど)を挟むと話が進むことがありますし、それでもダメなら教育委員会で調整の場を作る、という流れが現実的です。
体罰や暴言など、子どもの安全に関わる疑いがある場合は、記録(日時・内容)を残しつつ、早めに第三者窓口へ相談してください。重大なケースは医療機関や法律の専門家への相談が必要になることもあります。
転校やクラス替えを検討するときの考え方
クラス替え・担任交代・転校は「できる/できない」を一発で決めるより、「子どもの安心を作るために何が可能か」を学校と一緒に探る形が通りやすいです。
なお、転校は万能薬ではありません。環境が変わって楽になる子もいますが、準備なしだと不安が増える子もいます。だから私は、転校を考えるときほど「段階」を意識します。
例えば、今の学校で別室や支援センターを挟んで回復→次の学校での見通しを作る→少しずつ新しい環境に慣れる、みたいな流れ。ここまで設計できると、子どもの負担が減ります。
なお、教育委員会に相談するときは、感情をぶつけるより「困っている事実」「子どもの状態」「希望する支援」を短く整理して伝えるほうが進みやすいです。記録があると特に有利です。
不登校専門の個別指導塾

ここからが、「小学生が正しく大人と触れ合う方法」として一番おすすめしたい選択肢です。不登校のきっかけが担任との関係にある場合、子どもは「大人=怖い」「どうせ分かってもらえない」という感覚を持ちやすいんですね。
これ、本人の性格の問題じゃなくて、経験としてそう学んでしまうんです。だから「学校に戻ろう」と言われても、子どもからしたら怖い世界に戻れに聞こえやすい。そりゃ無理ですよね。
そこで効くのが、学校とは別の場所で、安心できる大人と一対一で関われる経験です。これを作りやすいのが、不登校専門の個別指導塾。
私は、不登校の回復って「学習支援」だけじゃなくて、対人の再学習だと思っています。担任でつまずいた子が、別の大人との関係で立て直すのは、わりとよくある流れです。
不登校専門の個別指導塾が良い理由は、以下の通りです。
- 関係づくりが最優先で、指導が急になりにくい
- 本人のペースに合わせて学習を組める(5分からでもOK)
- 学校の代わりではなく、回復と前進の「間の場所」になりやすい
不登校の小学生にとって、勉強はもちろん大事ですが、それ以上に大事なのが「安心して話せる大人」との接点です。塾の先生との関わりの中で、以下のような経験が重要です。
- 自分の気持ちを言葉にする
- 分からないを言っても怒られない
- できたら一緒に喜んでもらえる
こういう小さな積み重ねが、子どもの中の「大人って怖いだけじゃない」を増やしていきます。これが増えると、学校への耐性が戻ってくる子もいますし、仮に学校復帰がすぐじゃなくても、家庭以外の場で成長が進みます。
オンライン・訪問型も含めて「段階」を作れるのが強い
不登校の初期は、外出そのものがしんどい子もいます。そのため、最初から「通塾できるか」で判断しないほうがいいと思っています。
オンラインで顔出しなし→チャット→短時間の会話→対面で10分、みたいに段階を作れる塾だと、子どもが「できそう」を積みやすいです。逆に、いきなり普通の塾のテンションで進むと、子どもが疲れて続きにくいことがあります。
選ぶときのチェックポイントは、以下の通り。
- 不登校の受け入れ実績があるか
- オンラインや訪問型など、段階設計ができるか
- 学習だけでなくメンタル面の配慮があるか
- 無理に登校や目標を押しつけないか
主な不登校専門の個別指導塾は、以下の通りです。
| 名称 | 概要 |
|---|---|
| キズキ教育塾 | 不登校・高校中退などに対応する完全1対1の担任制。110分授業で、通塾・オンラインを自由に選択可能。学び直しと進路支援を一体化し、大学受験・定時制・通信制進学まで幅広く対応。 |
| ティントル | 不登校専門のオンライン個別指導。30分単位で授業を設計でき、録画による復習機能も備える。講師と専任サポートチームが連携し、学習支援とメンタルケアを両立する仕組み。 |
また、不登校の小学生の「居場所」としての考え方は、「不登校小学生の居場所ガイド」もかなり参考になると思います。塾を含めて、家庭に合う組み合わせを作る視点が持てますよ。
小学生の担任と合わない不登校まとめ
小学生の担任と合わないことがきっかけの不登校は、子どもにとっては「学校が怖い場所になる」くらいの大きな出来事です。
だから、まずは家庭で安心を作って、原因を具体化しながら、担任以外の大人や場所につないでいくのが現実的かなと思います。
学校内ならスクールカウンセラー、学校外なら教育支援センター(適応指導教室)やフリースクールなど、選択肢はいくつもあります。
そして、その中でも、子どもが正しく大人と触れ合う方法としては、不登校専門の個別指導塾がかなり相性がいいです。安心できる大人との一対一の関わりが、子どもの「またやってみよう」を育ててくれます。
- 子どもの言葉を否定せず、つらさを受け止める
- 困る場面を3つだけ書き出して記録する
- 担任以外の窓口(養護教諭・学年主任・カウンセラー)を検討する
- 家庭以外の安心な大人(塾など)を一人増やす
子どもの安心できる環境を確保しながら、少しずつ学校や世間に馴染めるよう、調整していきましょう。

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